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第26話

俺、知ってんねんで

静まり返った。










もしかして、もう全部知ってる?












もう分からない。










『長尾謙社さん。改めて初めてまして』













長尾「おう。てか演技いらんよ」












『……?』












この前とは雰囲気が違う。











前は明るい部分しかないのに










今は闇のところが見えていて、怖すぎる











『演技?なんの事』









長尾「もういいって言うとるやん。俺、知っとるで」











『知っとるって?どこまで』












長尾「俺の兄、西畑大吾があんたの副会長さんの親友と浮気していて、あんたもみっちーと協力してる」














道枝「なあなんでそんなに平常心なん?」











顔色も何も変えず、喋っている。










親友の道枝くんだってびっくりしている。












長尾「なんでって。知ってたからずっと」












『会長に言うの?』








長尾「言わへん。言うわけないやん」










『じゃあなんて言いに来たの』












長尾「俺はみっちーの親友。何があっても隠し事はなし、何時でも一緒なんよ」












道枝「長尾……ありがとう 」












長尾「当たり前やん。俺もできる限りの事はする」














弟さんは私に握手を求めた。










私はそれに答えた。










長尾「よろしく」









『うん。』












明るい、学校のスター長尾謙社に戻った。