第29話

線路の先へ
657
2021/10/20 12:01
〜あなた視点〜
  キキィーーーーーーーーーーーッ!
ブラッシータウン駅からエンジンシティ駅間で
列車が緊急停止した
マサル
わわっ!
ユウリ
キャーッ
ホップ
みんな、大丈夫か!?
誰も怪我をしていないか、波動で調べる

うん。ぶつかったり、転けたりしているみたいだけど
動けなくなったり、すぐに手当しないといけなかったりするポケモンも人もいない
ホップ
びっくりしたんだぞ…
あなた、止めてくれてありがとうな
あなた

このぐらいでしたら…
怪我が無くて良かったです

ホップ
おう!ユウリとマサルも平気みたいだな
それにしても、なんで急に止まったんだ?
ユウリ
ここ、ワイルドエリア駅みたいだよ!
マサル
え?でも、この列車はブラッシータウン駅の後はエンジンシティ駅まで停車せずに走る予定だったはずだけど…
ホップ
うーん?
よし、なんで止まったのか調べに行くんだぞ!
ユウリ
おーいいね、それ!
マサル
こういうのって長くなりそうだし賛成
普段はいない場所にいるポケモンに近づくのは危ない…
それはやめさせないと
あなた

皆さん、調べに行く必要は無いと思いますよ

ホップ
どうしてなんだ?
あなた

この列車にはダンデさんが乗っていますから

ホップ
そうなのか!
ってあれ?なんであなたはアニキがこの列車に乗ってる事を知ってるんだ?
あなた

列車に乗る時に偶然会ったんです

まあ、車両に乗り込むところは見てないから
結局は波動で確認したんだけど……
ホップ
アニキがいるんだったら心配ないな!
なんたって、いつもバシッとトラブルとか解決してるからな!!
マサル
それなら平気だね
ユウリ
うん、安心できる
あなた

ホップ
と、言うわけであなたもワイルドエリアに行くよな?
 え…
あなた

あの、列車内に居るままというのでは……

ホップ
何、言ってんだよあなた、アニキが居たとしても列車が動くまでは時間かかるだろ
せっかく、ワイルドエリア駅で止まったんだ、ジムチャレンジ前にポケモンを強くするチャンスだぞ!
もう、すでに列車から降りてる…
あなた

私は遠慮しておきます
エンジンシティでキバナさん達と会う約束をしていまして、列車が動いて先に会ってからワイルドエリアに行きますから

ホップ
そっか、先に約束してるなら仕方ないな
マサル
あっ、ワイルドエリアを何日かキャンプして進んで行くつもりだから
ユウリ
あなたがワイルドエリアに来て、会えたら皆で集合しようね
了解を伝えて、皆を見送る。
3人以外にもこの駅で降りる人は思っていたよりも多かった
ジムチャレンジに参加しない人達や観光客がその大半を占めている


人の出入りが激しい今なら気付かれにくいかな?
 列車の窓を開けてそこから車外と出る。そして線路沿いを進んで行くと
あなた

ダンデさん

ダンデ
あなたくん
どうして君が…ホップ達は?
あなた

子ども達はワイルドエリアに行きました
せっかく止まったからポケモンを強くするチャンスと言って…

ダンデ
そうか…ジムチャレンジ直前の今の時期ならリーグスタッフが見守ってくれているはずだし、観光客も多いから平気だろう
君は行かなかったのか?ナックルにいる時はワイルドエリア行きたそうにしてただろうに
あなた

ええ、行きたいですが仕事優先です

もっとも、 ワイルドエリアに行きたい理由も、ポケモンの分布や生体調査などの仕事になるのだけども
ダンデ
君が仕事だと言う事は、この急停車はポケモンが関係しているのか?
あなた

はい、この先です

ダンデ
分かった。道案内よろしく頼むぜ!
あなた

なぜダンデさんもついてくる気、まんまんなんですか?
そもそも、緊急停止した列車から勝手に降りるのはダメですよね

まあ、私は緊急時こそ働く仕事なので降りたんですが…
ダンデ
その点なら心配はないぜ!
列車が止まって混乱してる人に呼びかけておいたからな!
相変わらずチャンピオンの人徳、凄いですね
ダンデ
そうしたら、車掌さんから状況を見て欲しいと頼まれたんだ!
ええ……ガラルでのパワーバランスが、バトルに全振りされ過ぎてませんか
あなた

はぁ……今回は車掌から頼まれたと言う事なのでいいですが、本当なら許可できませんからね

ダンデ
知ってるぜ
あなた

ついてくるのでしたら基本的に指示には従って、何か発見しましたらすぐに私に報告して逃げてください

ダンデ
ああ、分かったぜ!
それじゃ、行こうか
あなた

迷子にならずに来てくださいよ…