第21話

微睡みの森
969
2021/06/13 12:40
〜あなた視点〜
〜まどろみの森〜
このまどろみの森は、セレビィを保護してすぐに時渡りで来た場所。
半ば事故のような形でやって来たがポケモンレンジャーとしてダンデさんやソニアさん達を助けた後、ここで伝説の剣と盾のポケモン2匹と出会って———
ダンデ
あなたくん!あれ、ウールーじゃないか?
ダンデさんの言葉に目を開くと、森に入った時よりも霧が
薄くなっていて
指さされた先には確かにウールーの姿が見えた
ダンデ
このウールーは…
…ダンデさんも気付いたのだろう

波動で調べると、ダンデさんの弟ホップくんの手持ちポケモンではない事が分かる
あなた

はい、野生の子ですね
…でも、この森の子じゃありません

森の入り口の柵が設置されて何年も変えられてないのなら、迷い込んだのかも
ダンデ
森の外から来たのなら、ホップ達も近くに…
ダンデさんがそう言った時、ルカリオが声をかけて来て少し遠くの方を指した

手近な木に登ると、3人の姿…倒れているのが見えた
あなた

!ダンデさん、こっちです

急いで飛び降りて駆け出す
ダンデ
はっ、 ホップ!ユウリ!マサル!
子ども達の肩を揺らすダンデさんの後ろから3人を視る
あなた

大丈夫ですよ、眠っているだけです。それに皆
もうすぐ目を覚ますと思います

ダンデ
本当か!
 良かった…
あなた

はい。

一応、確認しますけど、他にこの森に入って逸れたポケモンや人は居ませんよね?

ダンデ
ああ。
3人とも、ここに居るし手持ちのポケモンも皆、ボールに入っているようだぜ
それなら、霧も晴れて来たし3人が目覚めたら森の外に出て大丈夫そうかな。

森に住むポケモン達の影響も無さそうだから…
ホップ
…っうう〜
ダンデ
!? ホップ‼︎大丈夫だ、しっかりしろ!
ホップ
っ…アニキ?
方向オンチなのによく来れたな!
ダンデ
はぁ…心配させておいて何を言ってるんだ
ホップ
へ?だ、だって…
ユウリ
あ、あれ?もしかしてダンデさん?
どうして…じゃなくて、どうやってここまで?
マサル
あーダンデさん、ですよね?
迷子になってないけど…
めちゃくちゃ、方向オンチなこと言われてるじゃないですか

 実際、迷子になりまくってますけど…
ダンデ
い、いつまで経っても来ないから探しに来たんじゃないか…
マサル
それは…ごめんなさい
ユウリ
ウールーを探してる内に迷っちゃって…
ホップ
そうだ!ウールーは無事なのか!?
ダンデ
無事だよ
俺達が来た時には皆、倒れていたけどね
ダンデ
事情はわかった。黙って森に入った事はアウトだが、お前達の勇気は認める。よくやったぞ!
ホップ
怒られちゃったけど…よかったな
ユウリ!マサル!
ホップ
不思議なポケモンと戦ったのもムダじゃ
無かったぞ!
あなた

不思議って、どんなポケモンを見たんですか?

ホップ
すごく威厳がある2匹で…だけど攻撃が全然
効かなかったんだぞ!
攻撃が効かなかったって事は実態ではないんだろうか…
ホップ
えっと、ところで君は誰なんだ?
ユウリ
えー!ホップの友達じゃないの!?
マサル
普通に話し始めたから知り合いかと思った…
ホップ
うーん
はじめまして…だよな?
正確に言えば、はじめましてじゃないんだけど…
過去に遡って小さい時のホップ君に逢った事があるって
言っても困るよね…
ダンデ
この方は…


急いでダンデさんを引っ張る
 キバナさんに私の本職をばらされたから気を付けないと…
あなた

私がポケモンレンジャーという事を安易にバラそうとしないでください!

ダンデ
でも…ホップ達なら秘密にして、マスコミとかに喋らないはずだぜ。ユウリくんとマサルくんもポケモンレンジャーの拠点がある地方から来たらしいから…
あなた

だとしても、なるべく身バレは避けたいものなんです。
その弟達を危険に巻き込みたくないですよね?

ダンデ
それは、そうだな…
あなた

いいですか、私が今回ガラルに来たのはジムチャレンジをする為…なので

ダンデ
…ああ
ホップ
アニキさっきからその人と何を話してるんだ?
ダンデ
あっ…それは、その〜
ダンデさん…なんで、こんな感じでマスコミ相手とかやってこれたんだろう……
あなた

えっと…ホップさんでしたよね?
私の事なら森を出ながら話しても良いですか?もしも、また霧が出てきたら大変ですし、他の大人の人も心配してるかもしれないので…

ホップ
確かに、言われてみれば…俺は良いぞ!
ユウリとマサルもそれで良いか?
マサル
賛成だよ
ユウリ
もちろん