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無事、準備が終わり文化祭が始まった。
お客
『ひっ...あ、こんにちは』
お客
『話し方怖いね~』
「ね~」
カクカク動きながらカナヲがしゃべる。
お客
『あ、ありがとうございます』
「う、動きが凄い...」
『操り人形みたい...』
「うん...」
.
お客
『中も結構凄いね...』
「うんうん(*-ω-)」
『あ、何か頼もっか』
「そうだね。喉乾いた」
『すみませ~ん』
お客
「あ。飲み物の注文良いですか?」
お客
『えっと...アイスティーでお願いします』
「あ!私も!」
『とりあえずこれでお願いします』
お客
『え?何を言って...』
「2人しかいませんよ?」
お客
「なんか今の店員さん少し変?だったね」
『確かに...』
「でも、そこにいるって何だろう?」
『分からない...』
「・・・もし、本当にいたら?...」
『や、やめてよ~』
お客
『早っ...』
「早いですね...」
お客
『女将...?』
「でも、ここって...」
『あれ?1つ多いですよ?』
「あ、ホントだ...」
『店員さんこれ、1つ...あれ?』
「い、いない」
『え...』
「あ、あの人に聞いてみよう?」
『う、うん...』
「す。すみません...」
お客
「(さっきの人だ...)」
「あの、ここのクラスに着物を着た人っていますか?」
お客
『行っちゃった...』
「何で笑ったんだろう?」
「あっ。戻って来た...」
『?何か持ってきた...』
持ってきたのは同じ柄の着物だった。
お客
『これ...』
「え...?」
お客
『呪われた?』
「着物?」
お客
『まぁ?何ですか?』
「?」
お客
「?」
『?』
お客
『つよ...い?』
「チーン👻」
『え?ちょっと!?』
「ごめん...怖すぎ...」
『え?』
「ん?」
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山崎さん
「注文入ったよ~」
「あと、竈門さんもよろしく」
「あっ!栗花落さんも!」
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文化祭終わったよ🎵←飛ばした!
山崎さん
「竈門さんと栗花落さんが凄かったんですよ!」
生徒
は~い!
ザワザワ
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炭子の家~
トコトコトコ
バッ!
カサカサ
ビリッビリッビリッ
「こんにちは●●です。多分名前は書かれてないですよね?」
「俺の学校も文化祭をやるんですよ。クラスの出し物は知らないんですけどね?」
「最後に、この頃寒くなって来ていますので、御体を悪くしないように願います。」
ばさっ
スーッ
カキカキ
φ(..)
ゴシゴシ
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。