「ッ、や、やめ……」
抵抗しようとする蒼一さん。
けれど、わたしはそれをかいくぐる。
暑い熱が指を介して伝わってきた。
「……っ、ぁ……」
蒼一さんの身体が、ビクンと揺れた。
「ッ、そ、んなところ……触ったら……だめ、だって……っ、ァ……」
「蒼一……さん……の、……すごく……」
「言わないで。……ッ、ぁ、……そんな動かしたら……ッ、ァ、」
「いや……です。だって……こんなに……あぁ、もぅ……無理……っ」
わたしは、蒼一さんと繋がった。
「ぁ、ァ……ッッ」
甘い声を漏らす蒼一さん。
たまらなく色っぽい。
「蒼一さん……ぁ、……気持ち……いぃっ、」
わたしは蒼一さんの上で動きつづけた。
夜の蒼一さんは
それはそれはセクシーだった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。