てひょんside
あれは中学校1年生の時だった
僕は日本の中学に通っていた
けど日本語が喋れなくていつも一人でいた
それから里穂は僕を助けてくれて
僕にも友達が増えた
日本語だって喋れるようになった
そしてクラスに転入生がきた
それかはじょんはんとは仲が良くなり親友になった
里穂には本当に感謝している
いつからか僕は里穂に対して愛情を覚えるようになった
僕は告白をした
ショックだった
けど教室に帰るとさらにショックなことが.......
里穂なんか.......
日本人なんか意味分かんない
自分を上手いように棚にあげて
僕を悪役にするんだ
日本人ってそーゆーものなんだ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。