あの衝撃的な日から
1週間
とりあえず仕事はあれだけらしい
けど,私はもう山田さんが
仕事を依頼しない事を
ひたすら願っていた.だってもう二度と
あんなことはしたくないから
私は最近おかしい.
男の人を見るたんびに
あの日の事が蘇ってきて
気持ちいい感触が私を誘惑に誘う.
もうやらない、やりたくない
そう、思ってたのに
またやりたい!なんて思う自分が
心のどこかにいて
そんな自分がますます嫌いになっていく
二度とやらない なんて決意が
黒巻さんを見たら揺らぐ.
もしも仮に,山田さんから依頼がきたら
私は受け入れてしまう.
考えと思いと行動が
矛盾しすぎている,わかってるのに
この気持ちを上手く処理できないでいる
はぁ... 私は どうし たら い い の ?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。