第119話

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2020/06/12 03:22
あなたside





気づいたら、みんな寝てたみたいで






はっと起きた時には3時やってん。





起こしたら悪いな…


とも思いながらも


なんか、寝れへんくって



とりあえず飲み物を飲むことにした。




音を立てへんように慎重に部屋を出た。






冷蔵庫の中からソーダを取って


グラスについだ。






なんか、より眠気覚めた気ぃすんねんけど笑




てか、ベランダでも出よっかな…。







グラスを持ったままベランダへいった。



風はどこか冷たくて

ひんやりした。
末澤誠也
風邪ひくで

声をした方を見ると






せーやがベランダのドアに寄りかかってこっちを見ていた。
吉田あなた
ごめん。起こした?
末澤誠也
たまたま、起きてもうただけ
末澤誠也
つか、何飲んでるん?
吉田あなた
ソーダ、せいやものむ?
末澤誠也
酒みたいに飲むなよ笑



なんていいながら





私の手からグラスをひょいっと取って



ソーダを飲んだ。
末澤誠也
美味い
吉田あなた
よかった。
末澤誠也
あなた、
吉田あなた
ん?





せーやの顔を見ているとしばらくしてから





私にキスをした。



吉田あなた
バレたらどーすんの
末澤誠也
大丈夫やって。誰も起きへんから笑
吉田あなた
たしかに、皆ぐっすりやけど。
末澤誠也
なら、へーきやん。
吉田あなた
いや、
末澤誠也
スリル味わえるちゃう?笑




なんていいながら





また、私にキスをしてきた。






誰か起きてきたら困るのに


不思議と嫌じゃなかった。

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