誠也side
いま、あなたがお風呂入ってるんやけど。
告ろっかなって思ってる…。
今日一緒にいてやっぱおれはあなたが好きって気づいたから、
緊張するな…。初めてのことやから。
ま、ダメだったらその時やろ…。
ガチャ
ちょうどお風呂から出てきたっぽい。
ま、とりあえず今は夜ご飯食べるんやけど
ちゃんと、チキンです。ケンタッキ-。
あと、ケーキです。
うまそ
今、見ながら食べてるんやけど。めっちゃ恥ずい。
だって、な?(笑)
ほんまに、幼稚園児みたいな事言ってはしゃいでる。
クリスマスにこんなにはしゃいでる大学生。あなただけやと思う(笑)
あまりにもケーキを美味そうにたべるあなたに見とれてた。なんて言ったらキモイよな(笑)
なんでこんなにも、ご飯を美味そうに食べれるんやろな
ご飯も食べ終わり、歯磨きをして
しばらくの間ソファに座ってテレビを見ることにした。
あなたは疲れきってて俺の肩に寄っかかってる。ほんまに可愛いな
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。