第29話

最後の6月を迎える君 ~るぅころ~
820
2021/05/11 14:54











"俺"たちが気づいた時には____










もうころちゃんは生と死の狭間だった……











なんでもっと早く気づいてあげられなかったんだろ…







なんで異変に気づけなかったんだろ…







一緒に居たのに…









俺は全部、、







俺『だけ』は全部


莉犬くん
莉犬くん
知ってたのに…
ななもり。
ななもり。
莉犬くん
莉犬くん
莉犬くん
なーくん?
ななもり。
ななもり。
自分を責めちゃ、ダメだからね。
莉犬くん
莉犬くん
でも…俺はッ 知ってたのに、


俺のせいだ…





もう少し早く気づいてたら


何か変わってたのかもしれない。

莉犬くん
莉犬くん
いま…ころちゃんは、?
ななもり。
ななもり。
……一緒に見に行こっか。
莉犬くん
莉犬くん
…ッ




今の俺は…ころちゃんと顔合わせをしてもいいの?




今のころちゃんを見て、俺はどうするの、?





もし目を覚ましてたら、


俺はどんな顔をして会えばいいの。?






ころちゃんの心配よりも大きな…






ものすごい罪悪感と恐怖が湧き上がってくる、














ななもり。
ななもり。
行かないと、莉犬くんも前に進めないよ
莉犬くん
莉犬くん
ッ…ウルッ
莉犬くん
莉犬くん
行く。

恐怖とか不安よりも先に、


ころちゃんに伝えなきゃいけないこと…



ちゃんと目を見て『ごめんなさい』を言わないと、
ななもり。
ななもり。
莉犬くんが泣いてるところ
ころちゃんは、見たくないと思うな
莉犬くん
莉犬くん
ハッ、
ななもり。
ななもり。
だって…
莉犬くん
莉犬くん
、?
ななもり。
ななもり。
俺も…見てて辛いもん ニコッ(苦笑)
莉犬くん
莉犬くん
ご、ごめんっ!

なーくんが悲しく笑うから、






そんななーくん久しぶりすぎてびっくりした。






なー君まで悲しませる訳にはいかないよね、





莉犬くん
莉犬くん
行こっ ニコッ


俺は涙を目が赤くなるまで手の甲で擦った。








どんな結果を招いていろうと___。




そう、覚悟を決めて


なーくんところちゃんの病室まで歩いた。