るぅとくん視点↓↓↓
遊ぶ約束をした日、
僕が、ころちゃんに告白しようとした日、
その約束はあっけなく無くなった。
都合が悪くなったのなら仕方ない、、
"でも"
ころちゃんは
昔から僕と一緒に居てくれる。
何があっても、離れて行ってしまうことは無かった。
いつもそばに居て、一緒に笑って、
いつからか、、好きの感情が
愛の方に変わってた。
僕の大好きな人。大切な人。
混乱してるころちゃんの様子を想像しただけで
自然と笑みがこぼれる。
行ってみよ、、
会って、話したい。
まだ、告白は置いておこう。
楽しい関係をまだ続けていたい、
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るぅとくんとの約束を破っちゃってから
一週間程たった…
今日は病院の日だ。。
"ヤダな、、"
そう__
現実から逃げようとしてる自分がいる。
逃れることの出来ない、暗い暗い僕の未来。
光ることの無い道を、
たった一人で歩いて、立ち止まって、また歩いて
この道の"分かれ道"はきっと無い。
ずーっと、暗い未来へ進んでいく。
ーー▼▼
深呼吸を一度だけして
病院へ入る。
……その後は普通に診察をして、
病状の進行具合を教えてもらって
皆には隠し通して、
僕は、6月に死ぬ予定を立てていた。
まさか、、あの人に
病院へはいる姿を見られていたなんて__。
そんな事知る由もなく
僕は家に帰った。
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その日はただ、散歩に出かけただけだった。
気分が乗らなくて、
家の中に居たら息が苦しくて、
丁度、大きな病院の前を通り過ぎた時
見覚えのある横顔が見えた。
嘘だと信じたかった。
でも、俺が見たころちゃんの顔は凄く深刻で
今にも恐怖で腰が抜けそうな、
苦い苦い表情だった。
俺は
嘘だ…。
震えながら、彼の名前を呼ぶことしたできなかった
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ピース。 は? by主
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!