夏喜side
あー、頭痛い
もう、昼か
二日酔い
昨日結構飲んだからな
てか、酔った勢いであなたに抱きついちゃった…
あなた、小さかったな
すっぽり俺の腕の中にはまったし
そう思いながら下に降りると、なんか騒がしかった
そこには、デニムショートパンツにダボTのあなたが
いや、ショートパンツきてるんだけど
Tシャツがダボダボで着てるかわかんない…////
うん、これは皆騒ぐわ
だめだ、この格好といい昨日のこともあってまともに見れない
そう言ってあなたは俺の顔を覗いた
食べ終わったあと、台所に行くとあなたがいたので
と言ってみると、今度はあなたが顔を赤くした
やっぱ可愛いわ
あなたの照れた顔も見れたから
明日からまた頑張れそうだ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。