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第19話

19
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2021/08/29 17:07
退院の日〉
“ガラガラ”
緋山美帆子
緋山美帆子
白石ー?おはよ
白石恵
白石恵
あ、緋山先生おはよ
緋山美帆子
緋山美帆子
あ、もう起きてたんだ。
白石恵
白石恵
うん。もうすっかり元気だからねww
緋山美帆子
緋山美帆子
でもあんまり調理乗らないでねww
白石恵
白石恵
はいはいww
わかってるって
藍沢耕作
藍沢耕作
白石。
白石恵
白石恵
あ、…
藍沢先生おはよ
藍沢耕作
藍沢耕作
あぁ。
藍沢耕作
藍沢耕作
退院おめでとう。
白石恵
白石恵
え、ありがとう!
緋山美帆子
緋山美帆子
え?藍沢が
退院おめでとうって言ってるー
怖い怖いw
藍沢耕作
藍沢耕作
ん?(緋山を睨む)
緋山美帆子
緋山美帆子
あ、すいません。
なんでもないです。はい。
白石恵
白石恵
今日の18時に待ってるね。
藍沢耕作
藍沢耕作
あぁ。
緋山美帆子
緋山美帆子
(何?約束?ふーんw
やるじゃん藍沢www)
緋山美帆子
緋山美帆子
じゃあね!白石!
白石恵
白石恵
は~い
あ~~~~wwww

やっと退院だー!

仕事できるwwwww

まぁ、今日までは安静になんだけどw

でもやっと藍沢先生とご飯行ける!

あ、でも待ち合わせ場所言うの忘れてた

まぁ藍沢先生ならわかるかww

あの場所なら……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
藍沢Side

この日が来るのをずっと待ってた。

この日は俺にとって特別な日になるはずだ。

もちろん、白石とご飯に行くこともだが、

俺にとって、覚悟する日でもある。

待ち合わせ場所はまぁわかるだろう。

あの場所なら………
























18時〉
白石恵
白石恵
あ、藍沢先生ー!
藍沢耕作
藍沢耕作
(やっぱりここだったか。)
俺(私)達の大切な場所…

““ヘリポート””
白石恵
白石恵
お疲れ様。
藍沢耕作
藍沢耕作
あぁ。
そう言って私はいつものように

藍沢先生にコーヒーを渡す。
藍沢耕作
藍沢耕作
白石。
白石恵
白石恵
どうしたの?
藍沢耕作
藍沢耕作
ご飯に行く前に、
白石に伝えたいことがあるんだ。
白石恵
白石恵
え?何?
藍沢耕作
藍沢耕作
白石に初めて出会ったとき、
初めは「真面目な優踏生」って
思ってた。
白石恵
白石恵
え?
何これ?

急にそんな語りだす?

え、待って…

状況が飲めないんだけど……
藍沢耕作
藍沢耕作
でも、それから
いろんな白石を俺は見てきた。
頑張る姿も、悩む姿も、
泣く姿も、笑う姿も。
白石恵
白石恵
…………うん。
藍沢耕作
藍沢耕作
挫けそうなとき、辛いとき
いつだって白石は頑張ってた。
多くの命を救うために。
藍沢耕作
藍沢耕作
そんな姿に俺は、
惹かれていたんだ。
白石恵
白石恵
えっ
藍沢耕作
藍沢耕作
これから何があるかわからない。
また事故に遭ってしまうかもしれない。
次は助からないかもしれない。
今回、白石が事故に合って、
どうして早く伝えなかったんだって
すごく後悔した。
だから、
白石恵
白石恵
………。
藍沢耕作
藍沢耕作
白石。
お前のことが好きだ。
俺と結婚を前提に
付き合ってくれないか?
白石恵
白石恵
えっ…
えぇっ?

これって告白…

藍沢先生が私を好き?

これほんとに現実なの?
新海広紀
新海広紀
ちょっと待ったーーーー
白石恵
白石恵
え?
藍沢耕作
藍沢耕作
ッ‥チッ
新海広紀
新海広紀
白石先生。
僕もあなたのことが好きです。
白石恵
白石恵
え?
新海広紀
新海広紀
白石先生が僕を見てないのは
わかってます。
僕は藍沢みたいになれない。
でも、僕は僕なりに白石先生を
守り抜く。その自信があります。
藍沢になんか負けません。
どうか、僕と付き合ってください。
えぇっ???
なにこれ、どういうこと?

藍沢先生と新海先生が私を好き?

そんなことあるの?

白石恵
白石恵
…ぁ、あの
2人とも、ありがとうございます。
すごく嬉しいです。
白石恵
白石恵
こんな私なんかに
好意を抱いてくれるなんて。
白石恵
白石恵
新海先生。
お気持ちはほんとに嬉しいです。
ありがとうございます!
でも、新海先生の気持ちには
答えられません。
ごめんなさい。
新海広紀
新海広紀
…………。
そうですか。
すいません。こちらこそ。
お時間取らせてしまって
すいませんでした。
それでは。
白石恵
白石恵
藍沢先生。
藍沢耕作
藍沢耕作
ん?
白石恵
白石恵
私も、ずっと前から好きでした。
よろしくおねがいします🙇
藍沢耕作
藍沢耕作
っほんとか?
白石恵
白石恵
うん。
こうして、私達は見事結婚を前提に

付き合うことができました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

作者
作者
ご愛読ありがとうございました!
投稿が遅くなってしまい、
申し訳ないです。
それに、なんだか
雑な終わり方になってしまい、
すみません。
次回に番外編として
続きを少し投稿しようと思います。
一応ここで、完結といたします。
「戦い」をありがとうございました!

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