はぁ……早く私もお風呂入りたいなぁ…
中島「シャンプーこれ使えばいいー?!」
『うん!!!それ使っといてー!!』
中島「ふふっ…お待たせ〜!」
…濡れた髪
前髪が目にかかってる
バスローブの隙間から少し見える筋肉
……えんんんんんろ…って何考えてんだ。馬鹿。
中島「ふふっ♡♡あなたの匂い♡♡」
『それは良かったね……』
中島「ねぇあなた。」
『何。』
中島「男を簡単に部屋に入れちゃダメだよ?」
『え』
中島「ふふっ。笑 なーんてね!冗談!お風呂入っといで!!」
ちょっと期待……←
って…私が隣人を好きに…なる?
んなわけないないない!!!!!しつこいし…うるさいし…
でも顔は案外いけてる……かも?
_____
次の日隣人さんから聞いた話。
仕事仲間の人にね
(楽屋)
菊池「あれ?中島シャンプー変えた?」
中島「な!?そ、そう!!変えたの!!!」
菊池「へ〜……何に変えたの?」
中島「えっと……」
中島「…ぷるるるるぷるるるるる。あ!電話だ!!あとでね!」
菊池「いや明らかに自分で言ったよね?」
って言うことがあったらしい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。