第3話

#2
1,065
2020/06/25 12:19
(なまえ)
あなた
よし…
(なまえ)
あなた
じゃあ行くか!
1人だけの部屋でそう言ってドアを開けた
ガチャ
てくてくてくてくてくてくてく
アパートから数分歩けば駅があり、数十分かけてキャンバスに行く
駅から出ると沢山のひまわりが出迎えてくれる
ここら辺は花が多く春夏秋冬で花の種類が変わる
(なまえ)
あなた
良い匂い…
思わず呟いてしまう、とても良い匂いだった
そんなところを抜けると小さめなキャンバスがある
(なまえ)
あなた
綺麗な場所だなぁ
木漏れ日がキラキラと周りの人を照らしている
(なまえ)
あなた
確か今日授業を受ける場所は…
そう言ってキョロキョロしていると
どん!
(なまえ)
あなた
ッ……
ゾム
ゾム
うわっ!
(なまえ)
あなた
(あれ?この声って…)
ゾム
ゾム
嫌ぁほんまごめんな、周り見てなくって……あれ?あなた?
(なまえ)
あなた
確かゾム?
ゾム
ゾム
おお!覚えとってくれたんか!
(なまえ)
あなた
うん、ゾムもここに通ってるの?
ゾム
ゾム
そうやで!
(なまえ)
あなた
へぇ、じゃあ仲良くしようね!
ゾム
ゾム
おう!
ゾムはニコッと笑った
ドキッ
あれ?
何だろうなんかドキドキする……
ゾム
ゾム
どうしたんや?顔赤いで?
(なまえ)
あなた
へ⁉︎い、嫌大丈夫!
ゾム
ゾム
ほんならええけどな
この感覚は何というのでしょうか

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