第26話

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2020/09/13 02:04
あ、あぁぁ、、なんで、、?




なんで怖いの




どうして?




麗日「凄い、、ステージが木っ端微塵やな、、、あなたちゃん?ちょ、どうしたん?!顔真っ青やで?!」



『分かんな、、炎が、、、、怖ぃ、、?』



相澤「あなた!!」



『消兄、、炎が、、炎が、、』



相澤「ギュッ、、、落ち着け平気だ、、」



『ぅ、、ぁ、、、、消、、兄、、、ガクッ』



相澤「おっと、、気を失ったか、、、」



蛙水「先生、あなたちゃん何かあったの?」



相澤「、、、昔な、、でもあなたは覚えてない」



上鳴「覚えてない?」



相澤「ショックが強過ぎて一部記憶が無い」



麗日「そ、そんなに恐ろしい事が、、?」



相澤「、、、あぁ、あなたが感情を失うくらいな」



峰田「で、でも今あなたの感情あるんじゃねぇか?」



相澤「そりゃぁな、俺とマイクで色々やったからな」



マイク「おい、イレイザー!急に飛び出すなよ!」



相澤「知らん、あなたが優先だ」



マイク「あなたが大事なのは分かるけどよォ、、、まぁいいか!」



相澤「俺はこいつをばぁさんの所に連れてく」









相澤sibe


こいつにもちゃんとあの時の事を話した方がいいのか、、、?




だが受け止められるだろうか




親を失って、、、




その後に兄が火事に巻き込まれ死んだ事、、、




俺をあの兄と重ねているんだろう




プロヒーローのあいつを、、、




どうするべきだ、、、?




話したらまた感情を失うのでは




そうやっていつも言えなかった




あの時のあなたはもう見たくない




自分の意思で動かない




まるで人形のように座って頼まれるのを待ってる




前は好きだったものに無関心




感情を戻すにも4年かかってしまった




『、、、ごめんな、、』




きっと小さなこの体で沢山無理したんだろうな、、




ごめんな、、、




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