第34話

英傑リーバルとの再会
23
2024/02/25 02:39
ボコ太一行は、テバに乗せられ神獣ヴァ・メドーに辿り着いた。上から見ると、メドーはちょっとした空中都市のようで、背中の中央には、メイン制御装置が見えた。
ボコ太
スゴ〜い‼︎やっぱり神獣は大きいなぁ。
テバは、3人をメドーの入り口に下ろして言った。
テバ
頑張れよ‼︎
ボコ太
ありがと〜‼︎
そう言うと、メドーから飛び立ち、飛行訓練場へ戻って行った。
ボコ太
よ〜し‼︎じゃあ早速攻略してこ〜‼︎
ボコ太は、シーカーストーンを誘導石に翳した。
誘導石
シーカーストーンを確認しました。
この場所が、ワープ地点に登録される。
...と、その時だった。
リーバル
おや、見たことある顔だ...。でも一体どうして魔物と一緒にいるんだい?
ボコ太はぎょっとした。
ボコ太
うわ、びっくりした‼︎
モリ介
オマエがリトの英傑リーバルか?
リーバル
そうさ。でも、どうして君みたいな魔物が、退魔の剣とシーカーストーンを持っているんだい?
ボコ太はリーバルに事情を説明する。
ボコ太
ボクたちガノンを討伐するために、英傑になって各地の神獣を鎮めてるんだ‼︎
リーバル
へぇ...。味方ってことか。
ボコ太
そういうこと‼︎
すると、リーバルは少しからかうように言った。
リーバル
それならまず、内部の構造を示したマップを手に入れてごらんよ。
ボコ太
マップ‼︎わかった‼︎
ボコ太はキョロキョロ辺りを見回して、誘導石を探した。
ボコ太
どこかなぁ?
すると、リンクが、自分たちがいる場所の反対側を指差した。そこには、ルッタの時にもあった、誘導石があった。
ボコ太
おぉ〜‼︎ありがとリンク‼︎
ボコ太は元気に向こう側に渡ろうとして、スカーフを後ろからぐいっと引っ張られた。危うく首が締まるところだった。引っ張ったのは、モリ介だ。
ボコ太
何すんの、モリ介‼︎
モリ介
オメェ、足下見えねェのかよ?
ボコ太
足下〜?
ボコ太は下を見て、小さな悲鳴をあげた。足下には床がなかった。代わりに、鉄の箱がいくつも並んでいて、マグネキャッチで渡れと言わんばかりだ。
モリ介
ちゃんと見ねェと死ぬぞ。
ボコ太
わ、わかった...。ありがと、モリ介...。
ボコ太は、マグネキャッチで鉄製の足場を引き寄せて、次々渡った。そして、誘導石に辿り着くと、シーカーストーンをはめた。ルッタの時と同じような3Dのマップが手に入った。
誘導石
『神獣操作』が使えるようになりました。
ボコ太
出た‼︎しんじゅーそーさ‼︎
すると、リーバルの声がまた聞こえてきた。
リーバル
よし、神獣のマップを手に入れたね...。
ボコ太はマップを見た。
リーバル
マップをよく見なよ...。光っている印が、神獣ヴァ・メドーを制御する端末だ。メドーを取り戻すには、制御端末を全部起動させなきゃいけない...。
ボコ太
また全部...。
すると、リーバルは、ボコ太の心を見透かしたように言った。
リーバル
おっと、出来ないとは言わせないよ?
ボコ太
うっ...。頑張る...。
ボコ太
あ‼︎アレアレ‼︎アレ1個目の制御端末だよ、絶対‼︎
ボコ太たちは、入り口から向かって左側の部屋に、最初の制御端末を見つけた。ルッタにもいた、口の形をした気持ち悪いヤツの奥にある。
ボコ太
リンクよろしく‼︎
リンクは頷くと、近くにいた。コアの目玉を破壊して、制御端末が見えるようにした。
モリ介
でもどうやって登るんだよ。
ボコ太
あ、アレじゃない?
ボコ太は近くにあった赤色の水晶のスイッチに近寄って、マスターソードで攻撃した。すると、鉄格子を挟んだ部屋と、現在ボコ太たちがいる部屋に、外から風が吹き始めた。
モリ介
寒ッ。
ボコ太
あ、コレで行けそう。
ボコ太はスロープを使って風が吹いている場所と同じ高さに登ると、制御端末の方に飛んで行った。
ボコ太
おっけ〜♪
ボコ太が制御端末を起動すると、また、リーバルの声が聞こえてきた。
リーバル
残りの制御端末はあと4個だよ‼︎先は長いね。
ボコ太
わ〜、まだ4個もある...。頑張ろ〜...。
ボコ太たちは、次の制御端末を探し始めた。果たして、ボコ太一行は、神獣ヴァ・メドーを取り戻すことができるのだろうか?次回も乞うご期待だ。
           オマケ

     〜甘党・辛党・すっぱ党・しょっぱ党〜
ボコ太
ねぇ、モリ介とリンクって何党?
ボコ太はメドー内部探索中に2人に問いかけた。
モリ介
何言ってんだオメェ。
ボコ太
味だよ。味‼︎甘党とか辛党とか言うじゃん?
モリ介
あ〜。なるほどな。
ボコ太
因みにボクは甘党‼︎プリンが好物だよ♪
モリ介は、少し考えると言った。
モリ介
う〜む...すっぱ党?
ボコ太
すっぱ党?すっぱいのってこと?
モリ介
おう。俺辛いのダメなんだ。
ボコ太
え、マジで?意外すぎる。
モリ介
よく言われる。
ボコ太はリンクの方を見た。
ボコ太
リンクは?
リンクは少し考えるような顔をして、『大体好き』と言いたげなジェスチャーをしてから、舌を出した。
ボコ太
え〜と...。もしかしてしょっぱ党?
リンクは頷いた。
ボコ太
へえぇ。
すると、モリ介は言った。
モリ介
リザ太郎は何なんだろうな。
すると、ボコ太は声を上げた。
ボコ太
あ、ボク知ってるよ‼︎リザ太郎は辛党だよ‼︎
モリ介
え、マジかよアイツ。俺と同じレベルで意外すぎんだろ...。
ボコ太
よく言われるって言ってた‼︎
モリ介
だろうな...。

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