銀島「なんや角名、今日めっちゃ調子よかったやん!」
角名「別に普通だよ」
いや、全然普通じゃない。
もう誰かに自慢してやりたい。
銀島「彼女でもできたんか!?」
角名「まさか」
治「最近、九条さんとよく喋ってるよな」
侑「なんやて!?」
角名「まぁ席近いし、
_______________LINEも交換したから」
侑「はぁ?!あの高嶺ちゃんとLINE交換したん!?」
角名「だからそうだって」
銀島「角名って意外と積極的なん……?」
角名「どうだろうね」
侑「角名……」
角名「だいたい言うことはわかったけど……なに?」
侑「九条さんのLINEください」
角名「聞くだけ聞いてみるよ」
侑「ほんまか……!?」
角名「まぁくれるかどうかは別だけど」
侑「それでもいいんや!」
治「貰えなかったら貰えなかったで凹むくせにな」
侑「うっさいわ!」
本当はあげたくないけど
まぁ、九条さんのことだから……
《九条あなた》
……まあこうなるよね。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。