第110話

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2026/05/20 00:03 更新




鬼舞辻無惨
(死の淵を垣間見た生き物はより強靭になると
私は知っている)
鬼舞辻無惨
(死を回避するために通常生きていく上では不必要だった
感覚や力の扉が開かれるのだ)

鬼舞辻無惨
(扉を開けぬものは死に
扉を開いたものは__)




妹の力に頼らず、刀身を赫くした
死の淵で扉を開いたわけか


柱たちも各々のやり方で刀身を赫くした
































   _________だが

”及ばない”遠く及ばないのだ
お前たちは
あの男には.



あの男の赫刀は 斬撃は
こんなものではなかった



竈門炭治郎
ゴゥッ


竈門炭治郎
日暈の龍・頭舞い
竈門炭治郎
火車


竈門炭治郎
(6つ…繋がった!やっと半分!)
竈門炭治郎
(脳も心臓もぐるぐる動いてる
攻撃に押されて胴まで刃が届かないッ!)



  ____速すぎる
 



肺を殴られているみたいだ
四肢が引きちぎられるように痛い


心臓が破裂する
夜明けまで一時間ある…



一時間…!!


竈門炭治郎

足に力が入らなくなり、
ガクリとする

  ガヒュガヒュ!!




竈門炭治郎
(集中しろ…!今この瞬間の1秒以外考えるな
剣が鈍る…手足が鈍る)
竈門炭治郎
(一秒だ、一秒を繋げ!
夜明けまでの一秒を繰り返せ!)



竈門炭治郎
幻日虹
竈門炭治郎
灼骨炎陽!

鬼舞辻無惨
(もう技の精度が落ちた
赫い刃もすぐもとに戻る)
鬼舞辻無惨
(所詮此奴もこの程度)


鬼舞辻無惨
(当然だこんなもの
然う然う生まれてなるものか)



   _________ドンッ


竈門炭治郎
ゴフッ


ガヒュがヒュ


鬼舞辻無惨

ガガガ…!!


鬼舞辻無惨
(何だ?変わらず動きは精彩を欠いて遅い)
鬼舞辻無惨
(人間ならば当然動いた分の疲労が足枷となる)




  何故私はその疲弊しきった手負いの人間
  一匹に止めを刺せない?






鬼舞辻無惨
(違う私も遅くなっているのだ)

そうでなければ一対一でここまで時間はかからない
二度もトドメを指しそこねない






 ____原因はあの女に違いない


取り込んだ珠世の細胞に吐かせる








  「お前は何をした?」




  「私に使った薬は人間返りではなかったのか?」





  「お前に使った薬は人間に戻すもの…それと…」








  ”言わない.無駄に増やした脳味噌を使って考えたらどうだ?”







鬼舞辻無惨
細胞に残る…記憶を読む
この女…人間か。童磨が喰った毒使い



_________


胡蝶しのぶ
薬は複数のかけ合わせにしましょう
分解されることは前提で進めるべきです


胡蝶しのぶ
1つ目は人間に戻す薬
そしてそれが効かなかった場合
胡蝶しのぶ
残った薬がより強力に
作用するよう細工をします


胡蝶しのぶ
2つ目は老化の薬が望ましいですね
珠世さんが作った”これ”なら
胡蝶しのぶ
一分で50年無惨を老いさせることができる




_________


老化…!!
そうか、私は老化し続けていたのだ


老化の進行を喰い止めるために
私の力は削がれ、


柱含めこの程度の鬼狩りの始末に
梃子摺った



珠世が私に薬を使ったのは何時間前だ
四時間…いや五時間近く前







薬が効き始めるまでの時間を
差し引いたとしても
参時間以上作用していたと思われる


つまり私は




鬼舞辻無惨
(九千年老いてる!!)


 もっと早く気づくべきだった
 頭髪の色が戻らないこと


鎹カラス
カァァァッ
夜明けまで59分!!
鬼舞辻無惨


竈門炭治郎
日の呼吸 飛輪陽炎
竈門炭治郎
輝輝恩光
竈門炭治郎
火車
竈門炭治郎
碧羅の天



竈門炭治郎
烈日紅鏡
炎舞
鬼舞辻無惨
ちょこまかと跳ね回るな!!
竈門炭治郎
幻日虹
竈門炭治郎
円舞 斜陽転身


竈門炭治郎
灼骨炎陽
日暈の龍・頭舞い
竈門炭治郎
陽華突



  繋…がった!十二!
  もっと早く、正確に
  繰り返せ、この十二の巡りを!!



  夜明けまで!!

































長すぎて作者も驚き中(?
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