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第79話

独占欲(番外編⑤)
大学生の夏
新谷愛華
新谷愛華
海だぁぁぁあ!
着いた瞬間、愛華が叫ぶ。
大門 伸
大門 伸
おいおい、気をつけろよ
自分の車に鍵をかけ、苦笑いをうかべる伸。
そう、2人は海に来ていた。
新谷愛華
新谷愛華
早速、泳ごうよ!
大門 伸
大門 伸
ちょ、待てって!
大門 伸
大門 伸
日焼け止めは?
新谷愛華
新谷愛華
塗った!
大門 伸
大門 伸
浮き輪は?
新谷愛華
新谷愛華
持った!
大門 伸
大門 伸
こまめに水分取るんだぞ!
新谷愛華
新谷愛華
わかってるよ~!
新谷愛華
新谷愛華
彼氏じゃなくてお母さんみたい(笑)
大門 伸
大門 伸
仕方ないだろ~
愛華、ドジだもん(笑)
新谷愛華
新谷愛華
う、うるさいっ///
大門 伸
大門 伸
あ、そうだ
大門 伸
大門 伸
愛華、ちょっとこっち来て
新谷愛華
新谷愛華
ん~?何よ~
手招きする伸に近づくと、急に手を引っ張られ伸の腕の中にすっぽりとはまった。
新谷愛華
新谷愛華
ちょ、伸!暑いよ~///
恥ずかしがりながら身を捩り離れようとしたが、伸にガッチリホールドされてため抜け出せない。
新谷愛華
新谷愛華
伸………?
次の瞬間、首に小さな痛みが走った。
新谷愛華
新谷愛華
ンッ!?
新谷愛華
新谷愛華
ちょ、伸っ///
大門 伸
大門 伸
──よし、付いたな
新谷愛華
新谷愛華
えっ!?
ま、まさか………///
大門 伸
大門 伸
だって、愛華、その格好………///
新谷愛華
新谷愛華
え?
大門 伸
大門 伸
いや、わかってたよ。わかってたけど、やっぱり嫌じゃん………///
新谷愛華
新谷愛華
はぁ?
大門 伸
大門 伸
というわけで、もう一箇所付けます
新谷愛華
新谷愛華
え、は、ちょっと!
新谷愛華
新谷愛華
周りに見られるじゃんか///!
大門 伸
大門 伸
大丈夫。みんな俺達のことなんて気にしてないし、パラソルで隠れてるし………
新谷愛華
新谷愛華
でも、ンッ///
次は鎖骨の下に痛みが走った。
大門 伸
大門 伸
──ま、ひとまずこれでいいだろ
新谷愛華
新谷愛華
良くないっ!
新谷愛華
新谷愛華
もう、恥ずかしい………///
大門 伸
大門 伸
じゃあ、泳ぎに行くぞ~
そう言って伸は愛華の手を取り、浮き輪を持って歩き出した。
その顔は真夏の太陽にも負けないくらい眩しい笑顔だった。
一方、愛華の顔は湯気が出るかと思うくらい真っ赤になっていた。


新谷愛華
新谷愛華
はぁぁぁ、極楽~
大門 伸
大門 伸
だな~
暑い真夏に冷たい海はとても気持ちいい。
大門 伸
大門 伸
ちょっと休憩しようか
新谷愛華
新谷愛華
うん
そう言って2人は海から上がり、パラソルが立ててある自分たちのシートに戻った。
新谷愛華
新谷愛華
沢山泳いだね~
大門 伸
大門 伸
腹減ったなぁ
大門 伸
大門 伸
俺、売店行ってくるけど、何かいる?
新谷愛華
新谷愛華
かき氷!
大門 伸
大門 伸
了解
大門 伸
大門 伸
ここで待ってろよ~
新谷愛華
新谷愛華
はーい
大門 伸
大門 伸
あ、変な男に声かけられても無視して、着いて行くなよ!
新谷愛華
新谷愛華
はいはい(笑)
新谷愛華
新谷愛華
もう、伸は心配しすぎだよ~
私に声かける人なんていないから(笑)
大門 伸
大門 伸
……………
新谷愛華
新谷愛華
伸?
大門 伸
大門 伸
ちょっとは自覚してくれ……
新谷愛華
新谷愛華
はぁ
そう言って伸は行ってしまった。
新谷愛華
新谷愛華
何を言ってるんだか……
新谷愛華
新谷愛華
ちょっと疲れたな~
愛華がシートの上でゴロゴロしてると、
チンピラ1
よぉ、そこのおねーさん
チンピラ2
1人?
2人組の男(チンピラ)が愛華に喋りかけた。
しかし………
新谷愛華
新谷愛華
…………
愛華は気づいていなかった。
チンピラ1
お、おねーさん?
新谷愛華
新谷愛華
えっ、私?
チンピラ2
そうそう
愛華はやっと気づき、寝ていた体を起こし立った。
チンピラ1
(お、良い体してるじゃねぇか///)
チンピラ2
(でっけぇし、すごい美人……///)
ラッシュガードの中からチラリと見える肉付きの良い胸やスラリとした脚が一瞬で男たちを虜にした。
新谷愛華
新谷愛華
えっと、なんですか……?
チンピラ1
おねーさん、今1人?
新谷愛華
新谷愛華
見ての通り今は1人ですけど……
チンピラ2
俺たちと、遊ばない?
新谷愛華
新谷愛華
いえ、人を待っているので
愛華はきっぱりと断った。が、
チンピラ1
いいじゃねぇかよぉ~
チンピラ2
遊ぼうぜ~
そう言って無理やり愛華の腕を掴み、連れていこうとした。
また、1人の男が愛華のお尻を撫でるようにして触ってきた。
新谷愛華
新谷愛華
や、やめてくださいっ!
ぞっとした愛華は抵抗したが、男の力にかなうはずがなかった。
チンピラ1
チッ、いいからこいよっ!
苛立った男が無理矢理連れていこうとした時、
大門 伸
大門 伸
おい
そう言って、男たちの手をはらって、愛華を引き寄せた。
チンピラ2
な、なんだよお前っ!
大門 伸
大門 伸
あ"?なんだよって、お前らこそなんだよ……
新谷愛華
新谷愛華
伸っ!
チンピラ1
部外者のお前には関係ねぇよ!
大門 伸
大門 伸
部外者ねぇ………
新谷愛華
新谷愛華
伸…………
大門 伸
大門 伸
俺はこいつの彼氏なんだけど?
チンピラ2
は、彼氏?
チンピラ1
男いたのかよっ!
大門 伸
大門 伸
コレ見て、気づかなかった?
そう言って、伸は愛華の首筋と鎖骨を指さした。
チンピラ2
あ…………
大門 伸
大門 伸
お兄さん達、これ以上引かないってんなら、俺も本気出すよ……………
伸が物凄い低くドスの効いた声を出して言う
チンピラ1
チッ………行くぞっ!
チンピラ2
あ、あぁ……!
男達はそう捨台詞を残すと、足早に去っていった。
大門 伸
大門 伸
ふぅ………
新谷愛華
新谷愛華
……………
大門 伸
大門 伸
愛華………?
大門 伸
大門 伸
大丈夫か………?
新谷愛華
新谷愛華
あ、う、うん………
新谷愛華
新谷愛華
ちょっとびっくりしただけだから………
大門 伸
大門 伸
───ごめん
新谷愛華
新谷愛華
え?
大門 伸
大門 伸
いや、俺が愛華を1人にさせたから、怖い思いさせちゃって。
やっぱり一緒に行けば良かったな………
新谷愛華
新谷愛華
何言ってんの!?伸は悪くないよ!
新谷愛華
新谷愛華
そりゃ、触られてぞっとしたし、ちょっと怖かったけど、すぐに伸が来てくれて助かったよ。ありがとう!
大門 伸
大門 伸
やっぱり怖い思いしてんじゃん!
新谷愛華
新谷愛華
ま、まぁね………(笑)
大門 伸
大門 伸
くっそ、一発殴っとけばよかった!
新谷愛華
新谷愛華
あはは………
大門 伸
大門 伸
で、あいつらにどこ触られた?
新谷愛華
新谷愛華
どこって………腕とお、お尻………?
大門 伸
大門 伸
……………
新谷愛華
新谷愛華
し、伸さん……?
二人の間に沈黙が訪れた時、50代くらいの女性が喋りかけてきた。
女性
あの、先程は大丈夫でしたか?
新谷愛華
新谷愛華
え、あ、はい!もう、大丈夫です!
女性
ごめんね、近くで見てたのにすぐ止めに入れなくて……
新谷愛華
新谷愛華
いえ、お気になさらずに
女性
流石にやりすぎだと思って声をかけようとしたら、このお兄ちゃんが来てね
女性
あなた、良い彼氏を持ったねぇ
新谷愛華
新谷愛華
えっと………はい///
女性
あ、そうだ!あなた、男たちに身体中触られてたけど、大丈夫だった?
新谷愛華
新谷愛華
身体中と言っても、腕とお尻だけだったので、もう大丈夫ですよ
女性
いや、それだけじゃないよ
女性
腰とか肩とか二の腕とか触られてたけど、もしかして覚えてないの……?
新谷愛華
新谷愛華
えっ?
新谷愛華
新谷愛華
お、覚えてない………
なんでだろ、混乱してたからかな………
女性
まぁ、あなた良い身体してるから狙われやすいのよ。さっきの男たちもあなたの胸ばかり見てたからねぇ
新谷愛華
新谷愛華
………///
女性
今後も気をつけるんだよ!
新谷愛華
新谷愛華
はい、ありがとうございます
女性
あと、彼氏のそば離れたら行けないよ
新谷愛華
新谷愛華
は、はい………///
そう言うと、女性は去っていった。
そして、二人の間に再び沈黙が訪れた。
新谷愛華
新谷愛華
……………
大門 伸
大門 伸
……………
先に口を開いたのは伸だった。
大門 伸
大門 伸
──おい
新谷愛華
新谷愛華
は、はい………
大門 伸
大門 伸
めっちゃ触られてんじゃん
新谷愛華
新谷愛華
は、はひっ………
伸の怒りは頂点に達していた。
新谷愛華
新谷愛華
お、覚えてなくて………
あの時はすごく混乱して、頭の中でプチパニック起こしてて………!
そう、愛華は混乱しすぎて覚えていなかったのだ。
新谷愛華
新谷愛華
お、怒ってる……?
大門 伸
大門 伸
あぁ、怒ってるなぁ
大門 伸
大門 伸
そりゃ、怒るわなぁ
新谷愛華
新谷愛華
う、うぅ………
大門 伸
大門 伸
俺の彼女に手ぇ出したんだからなぁ
新谷愛華
新谷愛華
ご、ごめんね………
大門 伸
大門 伸
いや、愛華に怒ってるんじゃないから
あの糞野郎どもに対して怒ってるから
新谷愛華
新谷愛華
伸………
大門 伸
大門 伸
というわけで、帰るぞ
新谷愛華
新谷愛華
え!?な、なんで!?
大門 伸
大門 伸
なんでって、消毒するためだよ
新谷愛華
新谷愛華
しょう、どく………?
大門 伸
大門 伸
愛華、明日も休みだろ?
新谷愛華
新谷愛華
うん、休みだけど………
大門 伸
大門 伸
今のうちにお義母さんに電話しとけよ
「今日は家に帰らない」って
新谷愛華
新谷愛華
え、えぇ!?
新谷愛華
新谷愛華
帰らないって、泊まるの?
大門 伸
大門 伸
あぁ、俺が他の男に触られたままの身体で愛華を家に帰すと思うか?
新谷愛華
新谷愛華
え、し、伸さん………ま、まさか…
大門 伸
大門 伸
さぁ、行くぞー
新谷愛華
新谷愛華
う、うぅ………///
そして2人は近くのホテルに向かったのだった。


翌日
新谷愛華
新谷愛華
……………
大門 伸
大門 伸
愛華、おはよ
上機嫌な伸に対して、愛華は疲れきっていた。
しかし、2人とも肌艶が良い。
新谷愛華
新谷愛華
いや、「おはよ」じゃなくて
「こんにちは」でしょ
大門 伸
大門 伸
じゃあ、そろそろ起きろよ~
時刻は12:00を指していた。
新谷愛華
新谷愛華
うーん………
重たい体を無理矢理起こそうとするがすぐにベッドに倒れてしまった。
新谷愛華
新谷愛華
お、起きれん………
大門 伸
大門 伸
まぁ、仕方ないな
そう、仕方ない。
2人はホテルの部屋に入ってから朝方まで抱き合っていたのだ。(途中、ご飯を食べることはあった)
大門 伸
大門 伸
でも、これで消毒できたから
俺はスッキリした
新谷愛華
新谷愛華
……………///
伸は昨日の男たちが触った所に何個もキスマークを付けたため、愛華の身体は今すごいことになっている。
新谷愛華
新谷愛華
それより、起こすの手伝って!
大門 伸
大門 伸
はいはい(笑)
愛華は伸の手を手を借りながら起き、バスルームへと向かった。
そして、風呂から出る頃には普通に立てるようになっていた。
新谷愛華
新谷愛華
……………
大門 伸
大門 伸
なに?
伸の顔をじっと見つめる愛華にそう問う。
新谷愛華
新谷愛華
──伸って意外と独占欲強いよね
大門 伸
大門 伸
はぁ
新谷愛華
新谷愛華
だって、もう立てるようになったけどまだ熱い
そう言って、自分の下腹部をさする。
新谷愛華
新谷愛華
それに、ちょっと触られただけなのにこんなにも跡付けて………
大門 伸
大門 伸
「ちょっと」……………
新谷愛華
新谷愛華
うん、「ちょっと」だよ
大門 伸
大門 伸
愛華………
新谷愛華
新谷愛華
んー?
大門 伸
大門 伸
あれはちょっとどころじゃないぞ………
新谷愛華
新谷愛華
はぁ
大門 伸
大門 伸
……………
大門 伸
大門 伸
あーもう、愛華っ!
新谷愛華
新谷愛華
は、はいっ!
大門 伸
大門 伸
これからは露出度の高い服は着ないように!あと、海とかプールに行く時はラッシュガードを全開にせず、上まで閉めること!
新谷愛華
新谷愛華
ラッシュガードの件はわかったけど、露出度の高い服って…………
新谷愛華
新谷愛華
私、露出してないと思うけど………
大門 伸
大門 伸
要するに可愛い格好はしないように!
新谷愛華
新谷愛華
え!?それは無理だよ!?
新谷愛華
新谷愛華
だって、私ただでさえ可愛くないのにオシャレしなかったら、伸の隣歩けないよ!
大門 伸
大門 伸
いや、何言ってんの
例えボロボロの服でも愛華が着れば可愛いんだよ!
新谷愛華
新谷愛華
いーや、オシャレしないと私はただのブスだから!
大門 伸
大門 伸
……………
大門 伸
大門 伸
((ボソッ ちょっとは自分が可愛いことを自覚してくれ………
新谷愛華
新谷愛華
それに!
新谷愛華
新谷愛華
伸にいつまでも可愛いって思ってもらえるように、捨てられないようにするためにオシャレしないと………///
大門 伸
大門 伸
……………!
新谷愛華
新谷愛華
……………///
大門 伸
大門 伸
……………
新谷愛華
新谷愛華
し、伸………?
大門 伸
大門 伸
(俺の彼女が可愛いすぎるっ………///)
伸は先程の愛華の言葉が心にクリーンヒットし、悶えていた。
そして、ついに理性の壁が壊れてしまい、愛華を押し倒した。
新谷愛華
新谷愛華
え、ちょっと………///
大門 伸
大門 伸
俺が愛華を捨てるわけないだろ………
大門 伸
大門 伸
それに、愛華はどんな姿でも可愛いし、歳をとっても可愛いのは変わらないよ
新谷愛華
新谷愛華
あ、ありがとう………///
新谷愛華
新谷愛華
じゃあ、わかったからどいて///
「ね?」と言わんばかりに伸を見つめる愛華の瞳には意地悪そうな笑みを浮かべる伸の顔が映っていた。
大門 伸
大門 伸
どうやら、愛華は俺がどれだけお前のことが好きかわからないらしいな
新谷愛華
新谷愛華
そ、そんなことは………///
大門 伸
大門 伸
わからせてやるよ
新谷愛華
新谷愛華
ンッ……!
どうやら伸のドSスイッチを押してしまったようだ。


ここは車内
2人はホテルから出て、自宅に向かっていた。
そして助手席にいる愛華は怒っていた。
新谷愛華
新谷愛華
……………
大門 伸
大門 伸
愛華、ごめん………
運転しながら伸が謝る。
新谷愛華
新谷愛華
せっかく普通に行動できるようになったのに、また立てなくするなんて………
そう、愛華は現在まだ立てない状態にいる。

普通に行動できるようになったが、帰る前に行った行為によってまた立てなくなってしまったのだ。
新谷愛華
新谷愛華
ちょっとは考えてよね!
大門 伸
大門 伸
はい………
新谷愛華
新谷愛華
あと、伸が私の事どれだけ好きなのかはわかってるから………///
新谷愛華
新谷愛華
了承を得ず一気にするのはやめてね!
大門 伸
大門 伸
は、はい……
新谷愛華
新谷愛華
はぁ、ほんと疲れたよ………
明日、筋肉痛になりそう。
そこで、何かに気づいたのか伸が愛華に問う。
大門 伸
大門 伸
ねぇ、愛華
新谷愛華
新谷愛華
ん?
大門 伸
大門 伸
了承を得ずにするのはダメなんだろ?
新谷愛華
新谷愛華
うん、そうだね
大門 伸
大門 伸
じゃあ、了承を得たら良いってこと?
新谷愛華
新谷愛華
うん……………ん?
大門 伸
大門 伸
わかった。次からはする前に聞くね
新谷愛華
新谷愛華
え、えぇ!?///ちょ、待って!!!
大門 伸
大門 伸
待たないよ。
女に二言はないでしょ(笑)
新谷愛華
新谷愛華
や、やっぱりダメーーーっ///
大学生になっても伸の独占欲は相変わらず強かったのであった。