「新婦、入場」
司会者の声と同時に教会の扉が開いた。
そこに立っていたのは愛華。
お辞儀をし、父親とバージンロードを歩く。
彼女は純白のウェディングドレスを着ていた。
その姿は誰もが魅了されるほど美しかった。
もちろん新郎も………
神父「新郎大門伸、あなたはここにいる新谷
愛華を、病める時も、健やかなる時
も、富める時も、貧しき時も、妻とし
て愛し、敬い、慈しむ事を誓います
か?」
神父「新婦新谷愛華、あなたはここにいる
大門伸を、病める時も、健やかなる
時も、富める時も、貧しき時も、夫
として愛し、敬い、慈しむ事を誓い
ますか?」
神父「では、指輪の交換を…」
神父「では、誓のキスを…」
「おめでとうーーー!!!」
拍手と歓声が聞こえた。
その後は友人代表でまやと星がスピーチしたり、伸の大学の後輩達が踊ったり、愛華の友人達がビデオ映像を披露したりなどの祝辞や余興をした。
また、なんと新婦愛華もウェディングドレス姿で踊った!そのダンスがキレっキレですごく上手いこと!
愛華「まぁ、3年間ダンスやってたからね!」
そして、新婦の挨拶……
「パチパチパチ」
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夜
結婚式とそのあとの二次会が終わり、愛華と伸はやっと新居に帰ってきた。
伸の手が愛華の服の中に入ってきた。
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次の日
〖Fin?〗
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。