昔から愛想笑いは仕込まれてた。
俺はごく普通の幸せな3人家族で、
幸せな日々を過ごしてた。
父も母も良く笑ってた。
母は写真を撮るのが大好きで、
いつもカメラを向けては
と言っていた。
それは母の口癖で、
俺も父も、それが大好きだった。
なのに何故か、父の笑顔は
薄っぺらかった。
ちいさい時はそれがなんでなのかなんて分からなくて、ずっと不思議におもってた。
だけど父のことは大好きだったから
何も言わずにずっと普通にしてた。でも
幸せは、続かなかった。
俺が中学1年生の時、
父と母は離婚した。
でも、それほど驚かなかった。
実は前日の真夜中に、喉かわいたなーとか思いながらリビングに行くと、何かを真剣に話し合ってる2人がいた。
あ、これ入っちゃいけないやつだ、と思い、
聞き耳を立てていると
゛偽物を本当に愛することは出来ない゛
さすがに中学生にもなれば、
その言葉の意味は容易く分かった。
あぁ、父は父じゃなかったんだと。
悲しかった、でも、納得した。
あの薄っぺらい顔は、俺を本当の息子だと思っていなかったわけで、
俺は…本当は愛されてなかったんだ。
部屋を戻った俺は布団い潜り込んで
ギャン泣きした
そりゃ、大好きだった父親からそんなこと言われたねw
それから母は、夜に出かける事が多くなった。
そして直ぐに、
再婚した。
は?
この時ばっかりは母を疑った。
でも母は、大丈夫、これで生活も安定するし、
あの人と結婚したいの、素敵な人なの
ほら悠、悲しい顔してないでニッコリ笑って?
新しい父は、金持ちだった。おかげで父がいなくなってから貧乏になった生活がなくなった
そして新しい俺に学力を求めた。
だから、今度は愛されたい
捨てないで欲しい、の一心で、勉強をした。
おかげで成績は優秀、けど
無理矢理会社のパーティーに参加させられて
あの父と同じ、薄っぺらい笑顔を強要された。
母はニッコリ笑ってと言った
んぁ?
何かエロボイスに起こされたんだが
…
てか長い夢だったな
そして重いな
てそうじゃなくて、この人誰。
まさかここってもう公共の場?
全然人来ないって言ったよね?
あとこの人いっけメーン
俺の周り、イケメン多くね?
えーーー、
マジか。
寝床、なくなった(´・ω・`)
今!?
なんか気さくな人だな
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ピロリン
学校が終わり、寮に帰った俺は
通知が来たことに気づき、スマホを確認した。
珍しい、こんなにも急に。
しかも強制じゃん
…
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バタン、と
扉の閉まる音がした
……
さとみ君はいつも、俺に
タメ口と僕呼びを強制する。
何でなのか、理由は知らないけど。
そんなに脈なしかなぁ。
好きなのになぁ
少し、胸がチクッとした
少女漫画かなんかかよw
笑えるわぁ。
毎回ながら、やっぱセフレって悲しいなぁ
今日はさとみ君がやけに冷たくて、
ちょっと目頭があつくなってきた。
いつもはこんなんじゃないんだよ?
誰を思ってんのかなー。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。