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第2話

2話ここから本編と言っても過言じゃない
2,012
2020/05/14 04:28 更新
昔から愛想笑いは仕込まれてた。










俺はごく普通の幸せな3人家族で、
幸せな日々を過ごしてた。

父も母も良く笑ってた。

母は写真を撮るのが大好きで、
いつもカメラを向けては


ゆう〜、ニッコリ笑って〜
と言っていた。
それは母の口癖で、
俺も父も、それが大好きだった。


なのに何故か、父の笑顔は

薄っぺらかった。


ちいさい時はそれがなんでなのかなんて分からなくて、ずっと不思議におもってた。


だけど父のことは大好きだったから
何も言わずにずっと普通にしてた。でも













幸せは、続かなかった。


俺が中学1年生の時、

父と母は離婚した。


でも、それほど驚かなかった。
実は前日の真夜中に、喉かわいたなーとか思いながらリビングに行くと、何かを真剣に話し合ってる2人がいた。


あ、これ入っちゃいけないやつだ、と思い、
聞き耳を立てていると




゛偽物を本当に愛することは出来ない゛

さすがに中学生にもなれば、
その言葉の意味は容易く分かった。


あぁ、父は父じゃなかったんだと。


悲しかった、でも、納得した。
あの薄っぺらい顔は、俺を本当の息子だと思っていなかったわけで、
俺は…本当は愛されてなかったんだ。


部屋を戻った俺は布団い潜り込んで
ギャン泣きした


そりゃ、大好きだった父親からそんなこと言われたね‪w


それから母は、夜に出かける事が多くなった。

そして直ぐに、

再婚した。


は?


この時ばっかりは母を疑った。

でも母は、大丈夫、これで生活も安定するし、
あの人と結婚したいの、素敵な人なの

ほら悠、悲しい顔してないでニッコリ笑って?








新しい父は、金持ちだった。おかげで父がいなくなってから貧乏になった生活がなくなった

そして新しい俺に学力を求めた。

だから、今度は愛されたい
捨てないで欲しい、の一心で、勉強をした。

おかげで成績は優秀、けど




無理矢理会社のパーティーに参加させられて
あの父と同じ、薄っぺらい笑顔を強要された。




母はニッコリ笑ってと言った

ジェル
ちょっとちょっと〜!
こんなとこで寝て大丈夫?
んぁ?
何かエロボイスに起こされたんだが




てか長い夢だったな
そして重いな



てそうじゃなくて、この人誰。
えっ?
あぁ、大丈夫ですよ。

まさかここってもう公共の場?

全然人来ないって言ったよね?


あとこの人いっけメーン
俺の周り、イケメン多くね?
あの、起こして下さって
ありがとうございます。
先輩…ですよね?
ジェル
うん!
3年C組ジェル。
そっちは?
2年生やんな?
3年C組…
ジェル
いえ、俺は2年A組の悠です(^ ^)
ジェル
そっかそっか。
で、何でこんなとこで寝てたん?
ジェル
どしたん?
お気に入りの場所なんです。
ここの芝生、気持ちいいですよ?
ジェル
へぇーそうなんや。
じゃあ今度から俺のお気に入りの場所に
しちゃおっかな
えーーー、
マジか。
寝床、なくなった(´・ω・`)
あははっ、どうぞどうぞ
ジェル
じゃあ失礼して
今!?

なんか気さくな人だな
ジェル先輩
ジェル
ん?
明日、一緒にご飯食べません?
ジェル
急やな‪w
でもいいよ、一緒に食べよ
ありがとうございます!
ジェル
あ〜、もうそろそろ時間やな。
じゃあまた明日!
はい。また明日







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ピロリン



学校が終わり、寮に帰った俺は
通知が来たことに気づき、スマホを確認した。





さとみ
今日、お前ん家で
珍しい、こんなにも急に。

しかも強制じゃん
了解


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はぁ…はぁ…
せんぱ
さとみ
名前
さとみ君っ、こっち見てよ
さとみ
何で、目瞑るの?
さとみ
関係ないだろ
今日、さとみ君のクラスの人にあった
さとみ
ジェルって人
さとみ
…他には
え?
さとみ
他には誰かいなかったのか
いや…特には
さとみ
そっか
さとみ
もういいや、帰るわ
え、何で
さとみ
萎えた
バタン、と
扉の閉まる音がした


……


さとみ君はいつも、俺に
タメ口と僕呼びを強制する。
何でなのか、理由は知らないけど。
そんなに脈なしかなぁ。




好きなのになぁ


少し、胸がチクッとした

少女漫画かなんかかよ‪w
笑えるわぁ。

毎回ながら、やっぱセフレって悲しいなぁ


今日はさとみ君がやけに冷たくて、
ちょっと目頭があつくなってきた。


いつもはこんなんじゃないんだよ?













誰を思ってんのかなー。

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