正門side
あれから何日か日が経った
もちろん大晴は俺達のことを思い出すこともなくって。
初めて会った人。
最近友達になった人。
として接している
今日はメンバー全員と大吾でお見舞いに来ている
大晴の病室の前に行くと中から楽しそうな喋り声が聞こえた
福本「来てくれるなんてめっちゃ嬉しいわ笑」
毛利「元DK組で集まったの久しぶりとちゃう?」
吉岡「ほんまやね!晴太郎も久しぶりやん」
晴太郎「やっと帰ってこれましたよ笑」
大谷「ほんやな!大晴くん大丈夫なん?」
福本「ん?大丈夫やで?そんな怪我してへんし」
福井「良かった良かった」
福本「やっぱりDK組が1番落ち着くわ!笑」
末「ッ…」
西畑「…」
大晴が辛い時期にそばにいたのは彼らやから。
今の大晴にはAぇの記憶はないから。
大晴と昔から1番長く傍にいたのは彼らやから。
仕方ないのに、…
なんでこうも悔しいんやろう、
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。