第3話

誤解
2,110
2018/11/03 07:43
キイチ
俺らは、ただ光を付けただけ
まんず
全部企画してくれたのはカンタさんだよ
あなた

そうだったんだ、、、ありがとう、凄く嬉しい

なんだか、さっき全てがどうでもよく感じた。
私のために皆んながしてくれたなんて…感激し、感謝してもしきれないほどだった。



長い時間黙って見上げ続けた。涙が溢れてツーっと頬に流れていきそうになった。



すると、ポケットからブーっとスマホが鳴った。
トミー
あなたー!もう見た?
あなた

うん!凄いね本当にありがとう

トミー
俺本当はさドッキリって事知らなかったんだよね
あなた

あ、え?ドッキリなの?

トミー
らしいぞ笑
あなた

そっか、嬉しい…

トミー
カンタに電話代わるね
あなた

…うん

カンタ
もしもし、…その、あの、
あなた

ありがとう

カンタ
あ、いや、その、全然!
あなた

凄い嬉しい

カンタ
本当は0時丁度にしたかったんだけど、眠たいから、ww
あなた

っふ、カンタらしいね、

カンタ
なにがだよ!w
でさ、その改めてお誕生日おめでとう
あなた

ありがとう

トミー
早く帰ってこーい!
電話の向こうで微かに聞こえた。
あなた

今帰るね

カンタ
うん、待ってる
あなた

じゃあ、

電話を切り、車を走り出した。
家へと着き、3人の待つリビングへと私達は急いだ。
扉を開くと、パーンと鳴るクラッカーの音とともにケーキを持ったカンタが現れた。
カンタ
happy birthday
トミー
お誕生日おめでとう
Pさん
おめでとう
あなた

えええええ!?ありがとう

ロウソクの火を吹き消すと、みんなからの拍手に包まれた。

そして、色々な袋が私の目の前に現れた。
あなた

うわあ、こんなにもらっていいの、?

トミー
いいんだよ
カンタ
あけてみなよ
あなた

うん

色々な YouTuberさん達からのプレゼントだった。
袋に1つ1つ名前が書いていた。いつも、お世話になっているおるたなさんや東海オンエアさん、アバンティーズさん、私はコラボの撮影の時にカメラ係として色々な YouTuberさんのお宅へお邪魔する機会が多かったため、色々お方と仲良くさせてもらっていた。

でも、盛大に私が水溜りボンドのチャンネルで祝われて大丈夫なのか凄く不安になった。
トミー
あなた、どうした?
カンタ
嬉しくないの?
あなた

いや、嬉し過ぎて固まっちゃった!!

トミー
あなたらしいな
あなた

ほんとに、色々なYouTuberの皆さんありがとうございます!嬉し過ぎます!!!!

深く深く頭を下げた。
カンタ
あなた、開け忘れあるよ
あなた

これも私になの?

カンタ
多分、、開けてみなよ
あなた

うん

開けた先には私の大好きなキャラクターのグッズがたくさん入っていた。あまりの可愛さに取り乱してしまった。
でも、袋には名前がなかった…。
あなた

こ、こ、このプレゼントって

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