映像を見た感じ、個性の複数所持である事とその能力の詳細はわかったが…今1番気になっているのはふしぎ師匠だ。
青さんが背中をさすって落ち着けてるけれど…なんだかとても嫌な感じがする。
そう言って、破壊神さんは死神さんを担いで逃げていった。
アザミさんはロベリアさんの肩を叩く。
すると、ロベリアさんはこちらに攻撃して来た。
すると、ふしぎ師匠がロベリアさんを左手で掴んで右手で殴ったり、ナイフで切り裂いたりとにかくぐちゃぐちゃにする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
…自分よりも強い相手に勝つには相手が考え無いような奇策を用いて戦うべきだと思う。
相手が完全に油断仕切ったところから攻撃を受けたら避けようが無いからだ。
…アザミにとっての油断。
彼にとって最も気が緩んでいるところ…。
そんなの……
……ん？いや待てよ。
1つある。
奇策に無くてはならない鍵が。
一通り作戦を話終えると、僕らは各々行動を始めた。
トガちゃんはふしぎ師匠を押さえ込んだ。
正直、トガちゃんをこの役に抜擢するのは苦肉の策だった。
荼毘さん、死柄木さんはアザミさんを接近戦で追い詰める。
トゥワイスさんとMr.コンプレスさん、柚希は援護。
少しづつアザミを追い詰めて行く中、アザミは突如微笑んだ。
僕達の後ろで、動いたんだ。
《バキッ…ｺﾞｷｯ…バキッ》
不穏な音を立てて。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
※グロいとこもある。
4月1日＿＿＿。
零さんの命はないだろう。
死にかけの零さんを見て笑えるふしぎ師匠はサイコパス。
生きてんのかよ。
零さんは腑に落ちなさそうだ。
実際は作者がこれ以上描いていいのかわからなくなっただけだが。
(※全部想像で適当に書いています。)
《カット！！！！！》
死柄木さんは発言を止める。
ふと、零さんがある事に気づく
死神さんは嬉しさのあまり目を開けたまま気絶したようだ。
堪えていた涙は滝のように流れた。
ん？今のは聞き間違えだろうか？
きっと｢いい加減にしなさいよ｣の聞き間違えだ。
僕は無理矢理自分を説得したが、それはきっと聞き間違えではないだろう。
ドスの効いた声で注意する破壊神さん。
↑39話｢38｣にて
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました！