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第45話

番外編「僕の過去〜2人のヒーロー〜」
あなた

えー。僕の過去についてのお話見たいですね…。

トガ
トガ
?そぉですね。
あなた

あの…

ヴィラン連合全員
ん?
あなた

僕…過去についてほとんど記憶にないです。あるのは両親の名前と個性、顔くらいで、記憶がはっきりしているのはふしぎ師匠の元に来てしばらくしてからです。

ヴィラン連合全員
は?
ふしぎ
ふしぎ
うん!わかってるよ!
あなた

じゃぁ…どうやるんですか?

零
僕の能りょk…こ、個性を使います。
あなた

零さんの個性?

零
はい。僕の個性はどんなものでも“画面に映し出すことのできる”能りょk…個性なので、
えーっと、あのテレビに映し出しますね。

あ、あなた目線で映し出します。













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カーテンが開けられ、日差しが部屋の中を照らしだす。
お母さん
お母さん
おはよう。あなた。
その優しい声と共に僕は目をゆっくりと開けた。
あなた

おはよう…。お母さん。

僕がおはようと返すとお母さんはにっこりと笑ってくれる。

この笑顔は僕の一日の始まりを告げる大切な笑顔。

僕の中では平和の象徴だった。
僕はお休みの日に、よくお父さんと一緒に本屋に行って、色んな本を買ってもらった。

漫画や小説、伝記などなど…

とにかくいっぱい。

僕のお部屋がいっぱいになるくらい…いっぱい買ってもらった。

だから僕は本が好きだった。


そんな僕が目指している存在…

それはもちろんヒーローである。

みんなの憧れの存在である…ヒーロー。
でも僕には周りのみんな見たいな特別な能力がなかった。



だから…両親以外の身内や友達はみんな僕の事を嫌っていた。

両親が気づかないようにイジメられた。

親戚からのイジメは両親が近くにいた事もあって少し軽かった。

でも、学校でのイジメは先生も僕をイジメてくるので自分に味方などいなかった。

それでも、「ここでへこたれていれば、ヒーローになれない」と自分に言い聞かせて少し無茶をしていた。
辛かった…でも、お母さんとお父さんがいてくれたから耐えられた。

僕の小さな世界のたった2人の味方…いや、僕にとってはヒーローが僕の暗い心に一本の光をくれていた。

僕は2人見たいな人の柱となる存在になりたかった。



小学校6年生の時__
僕はいつも通りにイジメられていた。

すると_
お母さん
お母さん
…っ。ちょっと!うちの子に何をしているんですか!?
お母さん…お母さんの声だ!

それを聞くと共にイジメっ子が舌打ちをしながら僕を蹴って来た。

僕はそのまま気を失った。

薄れ行く意識の中で先生がお母さんに必死になって言い訳をしていたのが見えた。

後で聞いた話、お母さんは僕の体に傷が多いことに気づいて見に来てくれたらしい。

僕はあの後すぐに転校した。
そこから、新しい学校ではイジメられないかったし、両親が今まで以上に僕を気にかけてくれるようになり、親戚からのイジメも減っていった。

平和で幸せな日常が続いた。


しかし、終わりはすぐにやってきた。
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零
ちょっと!僕を出すとか聞いてないんですけど?💢
あいら
あいら
“使えるものは全部使う。”と言うふしぎの教えに従っただけですよ?
零
あ、なるほど。
ー次回、
番外編「僕の過去〜死人になった僕〜」