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第58話

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さぁ、反撃かいしだ。
あなた

まず、トガちゃん。あの状態の紫髪の子の血は摂取しちゃダメだ。
成分が人間と違いすぎて四肢が爆発する可能性がある。
昔、そうなった人がいたから。

トガ
トガ
了解です。
あなた

あと…

つるぎ
つるぎ
(どうする…攻撃するか?いや、それを狙っているかもしれない…。)
あなた

|´・ω・) チラッ

つるぎ
つるぎ
!?
つるぎ
つるぎ
(…今は攻撃しない方がいいな。)
あなた

(正直、僕みたいな人間がこうもわかりやすい反応をみせるなんて有り得ないんだけど…。つるぎ単純だからこれで攻撃しない方が良いと判断してくれるだろ…)

あなた

トガちゃん…どうかな?

トガ
トガ
はい…わかりました。
つるぎ
つるぎ
(……終わったみたいね…。どうくるか………)
《フュッ》
トガちゃんが、ナイフで斬りかかり、つるぎは突然の出来事に驚き一瞬の隙と動揺を見せた。

トガちゃんがそれを見逃すはずもなくそのまま突進した。

つるぎはそのまま後ろに倒れ込み木に背中をぶつけ倒れ込んだが、すぐに体勢を立て直してトガちゃんに視線を当てた。

しかし、攻撃が来たのは視線とは真逆の方向。

そう、トガちゃんを囮として使ったのだ。

僕の強打でつるぎの体は宙を舞った。
つるぎ
つるぎ
ぐっ…
つるぎ
つるぎ
(嘘…強い。常人の打てる強さじゃない……個性………いや、あなたは…無個性のはず………)
僕は宙に浮かぶつるぎを逃さまいとそのまま殴り続けた。
つるぎ
つるぎ
(っ…何とか…逃げなきゃ…)
未奈
未奈
うっ…
未奈の意識が戻ったことに気づいた僕は最後に渾身の一撃をつるぎに当てた。

つるぎの体はそのまま崖の岩に当たり、激痛を走らせた。

未奈はすぐに場の状況を把握し、戦闘体勢に入った。

それはトガちゃんも同様であった。
つるぎ
つるぎ
う…ぐっ…
つるぎは立ち上がろうとするが、立ち上がる事が出来ず踠くが努力も虚しく何度も地面に体を打ち付けた。

生まれたての子鹿のように震えながら体を起こそうとするつるぎを見て未奈は涙を浮かべこう言う。
未奈
未奈
爆豪君を狙っているのはわかってる…でも意図がわからない。貴方達は…一体何が目的なの?
あなた

さぁね。自分で考えて。

そう言い僕はトガちゃんに視線を送る。

トガちゃんはそれを見て、未奈に薬品(研究所に侵入した際に盗んだやつ)を嗅がせた。

未奈はそのままゆっくりと意識を失った。
あなた

さて、もう行こうか。

トガちゃんは未奈とつるぎの血液を取り力のない言葉を述べる。
トガ
トガ
…はぁ…。疲れました…。
あなた

まぁ…ふしぎ師匠の弟子だからね…正直、トガちゃんがいなかったら僕死んでた。

トガ
トガ
そぉですか。助けられて良かったです。
あなた

いや〜。守ろうとしてる人に守られるなんて、自分を恥じるなぁ…

トガ
トガ
あなた君にはいつも守ってもらっているので、珍しく役に立てて嬉しいです。( ̄▽ ̄)
あなた

あはは、ありがとう。でも僕なんてまだまだだよ。もっと強くなってトガちゃんを守れるような立派な人間になるよ。(`・ω・´)

トガ
トガ
……………ありがとうこざいます。(,,^ν^)
こんな他愛もない会話は…今、ヴィラン連合の活動中だと言う事を頭から一時的に消去し、僕らに微笑みを与えた。
トガ
トガ
でも…あの2人強かったですね。ヴィラン連合に入ってくれたら…なんて考えてすまいました。
あなた

僕もそれは考えたよ。2人は人の醜さを知っている人間だからね。仲間にしやすいと思ってた。でも、実際は違った。2人は僕の知ってる2人ではなく…ヒーローの世界に人間の美しさを覚えた表社会の人間へと変わっていた。
だって、僕らの仲間について自分達を守ろうと言う考えが2人にはなかったからね…。

トガ
トガ
…確かに…そうですね。
その後、トガちゃんは雄英の女子生徒2人に接触し内一人の血液を採取した。

そして、帰りの知らせが来ると襲撃前に決めておいた落ち合い場所に向かった。