死神さんは自分の相棒を呼んだ。
楽しそうに話してる三人に割り込み死神さんは言う
敵の事など無視して彼らはこの場から去る…
どっかに行ってしまう前に死神さんは笑顔で言った。
彼がわざわざフードを取って言った事は、とても印象に残った。
ただ、これはひと波越えただけ…周りにはまだまだ敵がいる。
地道に敵を倒して行く僕達を見て尋ねてくる。
すると、ここら一帯にいる敵が…
一瞬にして縄でひとまとまりにされた…。
あ、はい
みんながそう思った瞬間である。
そこで、2人に初めて会った人間はみんな思った…
一番最初に口に出したのは荼毘さんだ。
きっと、息を吐く時のように無意識に言ったであろうその質問…
その質問の答えは、まさに爆弾発言というのだろうか?
元から知っていた僕ですら肌に泡が立つほど、軽く答えてきた。
本当にこの人達の思考は理解出来ない。
もちろん、この発言にみんながついていけるはずもなかった。
これが普通の反応だ。
僕が説明すると、ニヤニヤしならこう言った。
多分、冗談だ…。
多分…。
冗談だとしても、彼の話は冗談に聞こえてこないので普通に怖い。天才の思考程、理解出来ないものはない…。
冗談じゃないとしたら…いや、考えないでおこう。
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次回、番外編
Σ(゚д゚lll)
嘘です。すみません。
(でも番外編やりたいなぁ。…その内やるかもしれない…。)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。