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第46話

番外編「僕の過去〜死人になった僕〜」
幸せにはいつか終わりがくる。

そう知ったのは小学校を卒業してすぐの冬。

僕と両親はショッピングモールに来ていた。

卒業祝い家族でご飯を食べに来ているのである。

そんな中、僕はトイレに入ると「カチカチ」と、時計の針が動くような音が上からした。

僕は好奇心で洋式トイレを踏み台にして天井裏を覗いた。

すると、時計の取り付けられた何かが置いてあった。

僕の中では「へー。時計をつけた機械を導入してるのか…。どんな機械なんだろう?」とか思っていた。

……これが爆弾だなんて、夢にも思わなかった。
それから1時間程して、食事が終わって、帰ろうとしたとき…

時計の針が七時ちょうどを指す頃に、大きな爆発音が複数回した。

お母さんとお父さんはとっさに個性を発動した。
お母さん
お母さん
貴方、あなた…愛してるわ。
お父さん
お父さん
おう!
お母さんの愛を告げるとその人が強くなる個性とお父さんの鉄壁の個性のおかげで家族3人擦り傷程度で済んだ。

だが、爆発だけでは悪夢は終わらない。
銃や刀などの武器や個性を使い武装した人達によって次々に攻撃が行われる。

人はどんどん血を流し倒れて行き…その光景はまさに地獄のようだった。
お父さん
お父さん
なんなんだよ!これ。
あなた

……テロだ。

お母さん
お母さん
!?
あなた

このままいくとみんな死んじゃう!!早く外に出ないと!!

お母さん
お母さん
…わかったわ。
あなた

人の多い正面入り口はダメだ!一人一人への警戒が弱くなる。人の少ない職員入り口から外へ!!

お父さん
お父さん
わかった!行くぞ!!
そう言い、僕と両親は急いで職員入り口に向かった。

そして…そこから外へ出ることが出来た。

警察の服装をした人に保護されて、家族全員安心しきっていた。























警察
警察
いや〜よくあそこから出てきましたね。
でも…その人はすぐそこでテロが行われているにも関わらず楽しそうであった。
あなた

貴方は…一体…

警察
警察
え?酷いな〜警察だよ?
あなた

なら何故そんなに楽しそうなのですか?明らかにおかしいですよ。

警察
警察
へ〜子供って本当に凄いね。怖い物知らずだ〜。
あなた

本当に…貴方は何なんですか?

警察
警察
ん〜僕?僕はね〜。
敵
君らから見たら敵だね〜。
《ゾッ…》
殺気を感じ、とっさに僕を守ろうとするお父さん。
敵
ん〜。君なんて言うの?僕君の事気に入っちゃったw
あなた

…名乗る訳にはいきません。

敵
ま〜そうだよね。
てか、しっかりしてるな〜
お父さん
お父さん
うちの子には指一本触れさせねーぞ。
お母さん
お母さん
そうよ!
敵
……一つ褒めてあげるよ。

正面入り口さ、実は逃げている人達の中に僕らの仲間がいてさ、途中数人殺されたんだよね。
しかも出れたら出れたで外にも仲間がいて皆殺しになる。

だから、君らのように裏口から逃げる判断は正解なんだよ。
阿保な警察はまだ来てないしね〜♪
それを聞いて、両親の視線は一瞬僕に移る。
敵
へぇ、君のアイデアだったんだ。やっぱ君凄いや。ますます気に入った!君、僕の元においでよ。
あなた

嫌です。

敵
ふーん。いいよ。強制的に連れて行くから。
そう言うと、敵はお父さんの腹部を一回殴った。

お父さんは、殴られた衝撃を受け、数歩後ろに下がった。

お母さんの個性がまだ効いているはずのお父さんに普通の攻撃が効く訳がない。

敵も何かしらの個性を使っていると推測するのが普通か。
敵
何か個性を使ってると思った?

ザーンネーン!使ってないよ。
あなた

なっ!?

敵
だだ…
お父さん
お父さん
がはっ…
お父さんは膝まずき、吐血した。
敵
人間…内臓だけは鍛えられないよね。
あなた

嘘…

お母さん
お母さん
貴方!!
嘘だろ!?内臓を攻撃したって言うのか?しかも個性を使わずに…。まずい。これは…勝てない。
お父さん
お父さん
逃げろ…2人…とも…
あなた

嫌だよ!!お父さん、一緒にいk…

お父さん
お父さん
がばっ…
お父さんは更に血を吐き…僕は幼いながらに父の死を悟った。

お母さんは涙を堪えて僕の手を引いて走った。

お父さんは僕らが逃げる為の時間稼ぎに必死で足止めをしているのが後ろからの音でわかった。
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あいら
あいら
一度切ります。
思っていたより長い…
ー次回
番外編「僕の過去〜死人になった僕〜(2)」