あなた side
いつのまにか寝ていたみたいで 。
気がつくとわたしは自分の部屋のベッドにいた 。
『 んっ 、、、』
「 あ 、起きた ?」
『 ……… 中島 、あれ 、佐藤は ?』
中「 おはよ 。変わってもらった 」
『 へえ 、、、、』
中「 どう ?体調は 」
『 めっちゃ暑い …… あれ 、うち着替えたっけ 』
中「 ああ 、雪乃さんが来て着替えさせてくれた 」
『 あーー 、、、お礼言っとこ 、けほっ 、』
中「 大丈夫 ??」
『 …… なんとか 』
中「 寝てていいよ ?メンバーはもう寝てるし 」
時計を見ると 、長い針が12時を指していた 。
… 12時 ?!え 、夜の ?まじぽん ?( )
『 中島こそ寝ないと …… 』
中「 俺は大丈夫だよ 笑
2時間寝れば体力持つし 」
『 いやいやいや …… 』
中「 何か食べたいものある ?」
『 … 食欲わかない 』
中「 … まじで大丈夫 ?」
え 、なにこの人 、失礼じゃない ?←
食欲ないとか異常 っていう顔してる ( )
中「 とりあえず熱測ろっか 」
『 … やだ 、あっちで測ったじゃん 』
中「 はいはい暴れないの〜 笑 」
必死に抵抗しようとしたって
風邪で全然力が出ず 、されるがままなわたし ( )
中「 服まくりまーす 」
『 いやっ 、、』
中「 はい手どけて〜 」
『 元気だしっ 、げほっ 、ごほ 、』
中「 なに言ってんの 笑 」
『 …… ( 脱走 )』←
中「 あっ 、こら逃げるな !!笑 」
隙を見て 、ベッドから抜け出すも 、
走れるわけがなく 、あっさり捕まる ←
中「 雛垣あなた !!確保 !!」
『 密猟だ !!!』←
ほらね ??わたし元気 !!!!( )
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!