雛垣 side
やっぴーーー!!!!雛垣だよ!!!!
昨日誕生日だったのにメンバーに祝われてない
雛垣だよ!!!!泣いちゃうね!!!!!
『 、、、』
阿部「 え?生きてる?」
『 私22歳じゃないのかもしれない 』
阿部「 は???」
隣で大学の講義を受けてる阿部顕嵐に
変なこと言い始めちったあはっ ☆☆☆☆☆
まあどうせ忘れてるんでしょうね 、
いいよどうせ私はそう言う運命なのだから!(
阿部「 、、、頭大丈夫?」
『 え?』
阿部「 がっつり声出てる (小声) 」
『 え 、あ 、え 、あっ 、はははは〜 笑 』
やべえ教授にまで変な顔されたぴえん(
そして長い長い講義も終わって
もう外は夕暮れに近づいていた 。
『 聞いてよもう 』
阿部「 はいはいなに?」
『 昨日誕生日だったんだけどさ?』
阿部「 … え?」
『 お前もかよ 。
なに?今年忘れる人多くない?!?!』
阿部「 え 、え 、あ 、ごめん!
まじそれはごめん!!!!おめでとう!!」
『 まあ気持ちがあるおめでとうは
嬉しいけど!ありがたく受け取るけど!』
阿部「 はいじゃあコーヒー 」
『 130円がプレゼントとかやっすいなあ 』
阿部「 文句言うなよ 」
『 私写真集あげた覚えあるのになあ 』
阿部「 じゃあ今度の講義の時
俺のアクスタあげる 」
『 どうせならながつのが欲しい 』
阿部「 … 」
『 ははっ 、嘘だよ 笑 』
阿部「 あー 、うん 。で?話の続きは 」
『 話逸らしたな 。まあ 、で 。
メンバーに祝われてないのよ 』
阿部「 あらー 、可哀想 」
『 絶対あいつら忘れてる!!!!
むきー!!!ムカつく!!!!!!』
阿部「 どんまい 」
『 今度焼肉奢らせたる 』
阿部「 … っあ 、そういや昨日
やっすーが出かけてたのって … 」
『 安井は1番に連絡くれて
1番乗りでプレゼントくれました 。出来る子 』
阿部「 わーーーー彼氏か 」
『 私安井の奥さんならなってもいいわ 』
阿部「 それ言っとくね 」
『 よろぴ 爆笑
じゃね〜〜〜〜 』
阿部「 また今度〜 」
あーーーーー 、夕日綺麗だなー 。疲れた 。
夜ご飯今日誰担当だっけ 、うわ 、私じゃん 。
んーーーー冷蔵庫の中にあるもので
適当に作ればいっか 。そのままかーえろ 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!