第381話

私の仕事
5,349
2019/05/31 09:47




中島 side














結局あなたは最後まで折れることなく


自身の意見を突き落として 、


俺らが折れることになった 。


まあナース見れるならいっか ……… ←



































































スタッフ「 雛垣あなたさん入りまーす 」



雛垣「 お願いしまーす 」



『 ……… エッロ 』



雛垣「 まじ潰す帰れ 」



『 1人じゃ帰れないくせに 』



雛垣「 くそっ 、ごほっ 、」



『 無理しない程度にね 』



雛垣「 ん 、行ってくる 」

















































































今から病院のナースステーションの撮影 。


どこかの部屋からナースコールがしてあなたが


飛び出して行く 、っていうシーンらしい 。






























































" ぴんぽーんぴんぽーん "



三原「 はいもしもし!… はい 、はい 、… 」



橘「 301の鈴木さん …
どんな要件でした 、?」



三原「 背中がかゆいって 。
橘さんにかいて欲しいとのご命令ですっ!」



橘「 うぇえええええ、、、?!?!
なんで私なんですかぁ!!!!」



三原「 ご命令はご命令!
はいいってらっしゃーい!
あ 、ついでに斎藤くんも!」



斎藤「 俺もですかっ?!」



橘「 ななななんで斎藤もっ?!」



村上「 あらー 、
いいじゃない 。何か問題でも?」



橘「 べっ 、別にぃ?!」



斎藤「 … 分かりましたよ 。行くぞ 」



橘「 へいへー " ガッシャン " ったあああ!」



斎藤「 !おいっ!大丈夫か?!」



三原「 … ちょっと橘さーん?!?!」



橘「 ごめんなさぁーい!
倒しちゃいましたぁ!!!!」



三原「 もうっ!ここは
やっておくから早く行って!」



橘「 はいっ!ただいま!」

































































あなたが小物倒した時 、やっぱり皆さんが


すぐに気づいてアドリブ入れてくれんの


すげぇ感動するわなんか ……… ←


すると 、影で見てた俺に


1人の俳優さんが話しかけてきた 。






























































「 こんにちは 。中島くん?」



『 あっ 、こんにちは 、えっと … 』



沢村「 沢村です 笑 」



『 沢村さん 、あ 、絶対零度でもお世話に
なってますよね 。ありがとうございます 』



沢村「 いやいやとんでもないよ 笑
あなたちゃん 、才能ある … とは思えないけど
根性だけは本当に素晴らしいよね 笑 」



『 … 人一倍頑固なんすよ 、笑 』



沢村「 多分 、それがいつも積み重なって
いっぱい努力してるから4クールも
オファー来ちゃうんだろうな 笑笑 」



『 本当に凄いですよね 。
ずっとライブの合間とかでも台本叩き込んで 。
… メンバー1 、強いんです 。アイツは 』



沢村「 … いいね〜 、俺も
アイドルのあなたちゃん見てみたいわ 笑 」



『 あ 、良かったらライブとか来ますか?
次いつになるか分かんないっすけど
横アリとかこっから近いしやる時に
なったらみに来てくださいよ 笑 』



沢村「 行く行く!呼んでね 笑 」



『 はい!』



スタッフ「 あ 、中島さん!ちょっと … 」



『 あ 、はい今行きます!それじゃ 、』



沢村「 うん 、いってら!」






























































スタッフさんに呼ばれたから 、


沢村さんと分かれてあなたの


ナース姿からもばいばいした ( )


そしてこの後しっかり撮影を乗り越えた


あなたは 、嫌々ながらも病院行って


風邪だと診断されてましたちゃんちゃん ( )


やっぱりあなたの仕事は


歌って踊って演じて笑うことだね 、笑













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