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2019/12/10

第438話

6人じゃなきゃ






佐藤 side











あなたと音信不通な日が何日か続いた 。


グループの仕事はほぼなかったからいいとして


マネージャーにそっとしとけってって言われた 。


浅野さんはあなたの居場所知ってるのかな?


まあ流石に今日は某音楽祭の全体リハだから


来るだろう 。そう思ってたけどあなたは


俺らの出番になっても一切現れなかった 。










































『 ……… 』



中島「 菊池 、サビのところもうちょい右 」



菊池「 おー 」



中島「 マリウスはカメラ見えるように左ね 」



マリ「 はーい 」



『 、、、』



中島「 … 勝利?勝利 、」



『 んわっ 、え 、あ 、ごめん 』



中島「 いや 。大丈夫 。……… きっと来るよ 」



『 、、、うん 』









































































健人くんの言葉に頷いたものの 、


何を根拠にそんなこと言えるんだろうって


少し思ってしまった 。だっていないのが現実 。


来て欲しいって願ってる 。願ってるけど 、


……… 本番も4人だったらどうしよう 。


自販機付近のベンチに座って小さく呟いた 。


そんな時 、ポッケに入れてたスマホが震えた 。
















































『 … もしもし 、聡?』



松島《 勝利やっほ〜 》



『 どうしたの 、
聡からかけてくるなんて珍しいじゃん 』



松島《 そ?暇なんだよね 笑 》



『 そっか 、笑 』



松島《 … 勝利大丈夫?》



『 … え?なにが?』



松島《 なんか元気じゃなくない?》



『 … 大丈夫だよ俺は!笑 』



松島《 … そっか!……… か 、》



『 ごめん 、電波悪い 。なんか言った?』



松島《 ん?なんも言ってないよ?》



『 あ 、そう?』



松島「 うん 、あ 、お姉ちゃん帰ってきそう
だからまた後で電話する!夜!夜する!」



『 わかったー 』



松島「 ばいばーい!」
















































何にも聞こえなくなってスマホを耳から離した 。


、、、あー 、あなた不足で死にそう 。


ベンチの上で小さくうずくまってると


頭の上にコツンッと何かが当たった 。



















































『 … え 、、、二宮くん 、』



二宮「 間違って甘党のコーヒー
買っちゃったからあげる 」



『 え 、あ 、いや 、、、』



二宮「 あれ 、佐藤甘いの無理?」



『 いやっ 、!好きです!』



二宮「 そ 。ならいいや 。
普段渡すような人今日いないから 」










































そう言って二宮くんは自分用に


ブラックのコーヒーのボタンを押した 。


スイッチは完璧なオフモードなのに


すごくカッコ良い 。あなたが憧れる要素も


なんだか分かる気がしてきた 。