佐藤 side
最近のあなたはどことなく元気がない 。
疲れてる訳でもなさそうだけど
いつものうるさくて元気モリモリではない 。
そんなあなたがとある日 、
俺ら4人をリビングに集めた 。
『 … で 、話って何?』
雛垣「 … もし 、もしもだよ?」
中島「 なに 笑 」
雛垣「 ……… 私が辞めたいって
言ったら 、引き止める?引き止めない?」
その瞬間 、全員の顔が引きつった 。
まさかあなたからそんな言葉が出てくるとは … 。
まあ最近の行動から弱音吐くかな〜とは
思ってたけど辞めたいって 、、、。
菊池「 ……… もしって 、それ 、
今お前が思ってんじゃねーよな?」
雛垣「 ……… 少し思ってる 、」
マリ「 あなたちゃんは他に
何かしたいことでもあるのっ 、?」
雛垣「 … 就職?」
確かにあなたは今 、大学4年生だ 。
他のみんなは就職先を決めてて忙しいはず 。
あなたは自分のやりたいことが見つかったの?
そっか 、それは嬉しいけど 、俺は 、、、
「「 全力で引き止める 」」
雛垣「 っ 、」
『 … なーんだ 、みんなも同じ意見なの?笑 』
中島「 当たり前だろ 笑
あなたが居なくなったら
俺ら何もできないし 笑 」
菊池「 つかある意味この仕事に就職してん
だからやりたいことやってんじゃん 笑 」
マリ「 ほんとにある意味ね!笑 」
雛垣「 っ 、、、泣 」
『 っえ?!そそそそっ 、
そんなに就活したかった?!』←
中島「 え 、ちょ 、は?!」
菊池「 お前 … そんなに 、、、」
マリ「 泣いてまで就活したいの … ?!」
雛垣「 (首をブンブン横に降る) 」
泣きながら首を全力で横に降るあなた 。
え 、じゃあ何で泣いて 、、、。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!