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第2話

記憶の中に
雪原 零
雪原 零
華香ちゃん!どうしたの!?
柚希 華香
柚希 華香
あ……あ……あ
雪原 零
雪原 零
一旦落ち着いてって…え……?
華香ちゃん、これどういう事…?って華香ちゃん!
[バタッ]
[ピーポーピーポー]



誰かの声が聞こえる。
目を開けると、真っ白な天井が見えた。
柚希 華香
柚希 華香
ん…。眩し…
雪原 零
雪原 零
華香ちゃん!大丈夫!?

あれ。ここどこ。
柚希 華香
柚希 華香
華香って誰?
雪原 零
雪原 零
え、?どういうこと?冗談かなにか?
柚希 華香
柚希 華香
そういえば、君も誰?
ここどこ?
雪原 零
雪原 零
病院だよ!
本当に覚えてないの…?


わかんない。この人誰?私って誰?何も思い出せない。
病院の先生
病院の先生
あ、起きましたか?柚希華香さん。
柚希 華香
柚希 華香
えっと…。
病院の先生
病院の先生
あぁ。私は病院の先生の鈴木です。
柚希 華香
柚希 華香
あっはい。
いや、そういう事じゃなくて、私の前にいる人誰ですか?あと、私も誰ですか?
病院の先生
病院の先生
え…?あぁ。そういう事ですか。
あなたの前にいる人が、あなたの友達です。
柚希 華香
柚希 華香
はい…。
病院の先生
病院の先生
では少しここで休んでいてくださいね。

と、先生が告げると青髪の人と一緒に部屋を出ていった。私ははぁ…とため息を吐いた。自分の名前を思い出さなければ!と思うが、その理由が分からなかった。何故思い出さなければいけないのか。




「家に帰らないと」
という思いが横切った。家の場所も分からないのになんで?と不思議に思った。思い出そうとしたら頭が痛くなる。思い出してはいけないのかも…とさえ思ってしまう。

「お母さんが待ってる」
え、お母さんって誰?誰かの顔が頭に浮かんだ。でもその人物は傷だらけで目の所にはモヤがかかっている。その人物は私に近づいた。また1歩。また1歩。と。恐怖を感じた私は逃げた。逃げた逃げた。でもその人物は追いかけてくる。

暗闇の中、やみくもに走った。走って走って走った。けれどそこに出口なんてない。その人物は、ケタケタと笑いながら私を追いかけてくる。


いや、いや、と言っても止まってくれない。
私の目の前でその人物は止まった。その人物が何かを言ってるが聞こえなかった。私の中にはもう、しぬ、という思いしかなかった。その人物が何かを言い終わったかと思うとニヤリと笑った。

「あぁ。死ぬんだ私」
そう呟いた。誰にも聞こえない声で
病院の先生
病院の先生
大丈夫ですか?うなされていましたよ?
柚希 華香
柚希 華香
あ、夢か…。良かった…

私はほっとした。すごく怖かったから。
手に生ぬるい液体がかかったのが分かった。泣いているの?私。
雪原 零
雪原 零
だ、大丈夫!?
柚希 華香
柚希 華香
あ、おもい、思い...出した!


そうだ。いつも優しく迎えてくれた。家も隣で、小さい頃毎日のように遊んでいた。穏やかで私の憧れだった人。
柚希 華香
柚希 華香
れいちゃん…。零ちゃん!
雪原 零
雪原 零
うん!そうだよ!華香ちゃん!
柚希 華香
柚希 華香
でもね。まだ私の名前と零ちゃんの名前しか分からないの。
雪原 零
雪原 零
そっか…。
病院の先生
病院の先生
でも、これ以上はもう少ししてから思い出した方がいいと思うわ。


どうして?と思ったが、今全て思い出したらさっきの夢に繋がる気がした。やっぱりやめておこう。
そうだ!
柚希 華香
柚希 華香
家に帰りたいです。
そう言ったら、みんなはおどいた様子でこういった。



「やめておいた方がいいわ/ダメ!」
柚希 華香
柚希 華香
どうして?家だと、1番安心出来ませんか?しかも隣は零ちゃんの家だし…。
雪原 零
雪原 零
今は言えないけど行ったらダメだよ。今はここにいるのが1番安心だと私は思うよ。私もずっとここにいるからさ。
柚希 華香
柚希 華香
分かった。ありがとう。
病院の先生
病院の先生
とりあえず、今日は寝ておいて、明日に備えた方がいいと思うわ。じゃあ、なにかあったら呼んで下さいね。


私は布団に被った。そうして、いつの間にか眠っていた。





私が目を開けると、天井はないようであたり一面が暗かった。え…。まって、まって、この景色見た事ある。
そう、それは私がさっき見た夢とそっくりな景色があった。でも、さっきとは違って立ってる人が違った。





























「零ちゃん?」