第13話

可愛い君の隠し事💗💙
ころんside


今、夏のツアーに向けて4日間の泊まりがけでリハーサルに来ている。最終日には観光もある!

しかし、訳あってほとんど寝れていないのに加えてご飯もあまり食べていない。だから結構限界に近いです……

そして今日は3日目の昼。これでリハーサルは最後だからここで休んだら今までの我慢が無駄になる気がして隠し通すしかなかった。
ななもり
ななもり
ころん!ぼーっとしない!
ころん
ころん
はひぃ!
それでも容赦なくなーくんから喝を入れられる。


僕は体にムチを打ち死ぬ気で頑張った。





リハーサルが終わった頃にはクラクラで死にそうだったけど休憩も挟んで今はちょっとましになった感じ。
なんでみんなに言わないかって?
言ったら絶対笑われるもん。彼氏のさとみくんにさえ言ってないのに……。



「何かに抱きついてないと寝れない」なんて……
ななもり
ななもり
みんなリハーサルお疲れ様〜!ご飯も食べ終わったし、明日は観光だからどこ行くか決めようよ〜✨
さとみ
さとみ
おっけ〜
ジェル
ジェル
ええやん!どこ行くどこ行く〜?!
るぅと
るぅと
楽しみですっ
莉犬
莉犬
俺、あそこ行きたい〜!
ころん
ころん
……っ
みんながワイワイしてる中軽く目眩がした。

僕はとっさにやばいと思い、
ころん
ころん
ちょっと外で涼んでくる〜
ななもり
ななもり
りょーかい〜!
ジェル
ジェル
話進めとくで〜
さとみ
さとみ
ころん?
みんなの返事を聞きつつ外に行った。
……
ころん
ころん
っはぁ
外に出ると旅館の前にあるベンチに座る。

今日も多分寝れないだろうし、体持つかなぁなんて考える。


家では抱き枕があるから大丈夫なんだけど、さすがに持ってくる訳にもいかなかったのでこの始末、、
さとみくんに頼む?いやいやいやそれは恥ずかしいし、絶対笑われる!
もんもんと考えると何だかしんどくなってきたので背もたれに体を預ける。
さとみ
さとみ
ころん!
ころん
ころん
さとみくん、、どしたの?
後ろからさとみくんの声がしたけど起き上がるのもしんどいのでそのままで答えた。