第28話

27.かっこいい
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2020/05/19 06:12
あなた
あなた
さとみくん!
零奈
零奈
な、なんで、さ、さとみくんが‥‥
さとみ
さとみ
お前らは、この学校では
ある意味有名だからな。
明美
明美
チッ


明美は舌打ちをして、金属バットをすてた。


さとみくんは教室に入ってきた



さとみ
さとみ
それじゃあ、その拘束を解いてくれるかな?

そう笑顔で言った。


明美は、下を向いたまま、黙っている。

わたしは変だと思ったて、明美の後ろ側を
みる。


そう、明美は片手にナイフを待っていた。


あなた
あなた
‥‥‥‥!!


わたしが言おうと思ったけれども
言えなかった。わたしが明美がナイフを持って
いることに気づいたら、口を押さえてきた。

すると、すぐさまに、さとみくんから、わたしのことが見えないように、わたしの前に
一人たった。


いやだ、やだよ!!

わたしの大切な人をきづつけないで!

やめて、よ、やめて!



お願い!さとみくん!逃げて!





わたしがそう思った瞬間
明美は、ようしゃなく、さとみくんに切りかかった。





あなた
あなた
((やめてーーっ!!!



心の中で叫んだ。



すると、、、、、、、


















































パシッ!




















ジェル
ジェル
やっぱり、ここやと思ったわ。
るぅと
るぅと
僕たちの大切な人達に、手を出して楽しいんですよね?
ころん
ころん
ほんとゴミだね。
莉犬
莉犬
俺たちはこんなことしても、喜ばないよ。


みんな‥‥‥


やっぱりあなたたちは本当に王子様だよ‥!



ジェル
ジェル
その子の拘束を解けよ!!


ジェルくんが怒ったところを初めて見た。


いつもとは違って、目が男らしかった。

それはみんなも、なんだか、あの雰囲気とは
違うのに、魅力をわたしは感じた。



零奈
零奈
わかったわよ‥‥


零奈はそういって、わたしの拘束を解いた。


わたしはすぐにさとみくんに、抱きついた。




さとみ
さとみ
怖い思いさせてごめんな(((ボソッ
あなた
あなた
大丈夫‥グスッ
だって、みんながいるもん!



わたしはそのまま、離れなかった。


明美達は、その教室から出て行こうとしたが
無理だった。


ななもり。
ななもり。
逃すわけないじゃん。


なーくんが本気で怒っていた。

いつも、みんなを注意する時みたいな
笑顔はそこにはなかった。



ななもり。
ななもり。
君たちのことは、警察に通報したよ。
先生にも連絡したし。
だから、これからの人生頑張ってね。



なーくんの目は本気だった。

この人だけはおこらしたらダメだなと思った。


明美
明美
なんでよ‥‥!


そういって、明美達は、教室を出て行った。


わたしは、安心したのか、さとみくんの
胸で大泣きしてしまった。


今までの、零奈と明美の思い出が全て嘘になったり、こんな危ないことまでして、わたしを助けてくれた、すとぷりのみんなに申し訳ない。

そんなことが一気に出てきた。



さとみ
さとみ
歩けるか?


さとみくんはそう優しく聞いてくれた。


わたしは首を横に振った。

さっきの、さとみくんがやられそうになったときに多分、腰を抜かしたんだと思う。

そういうと、さとみくんは、わたしを
おんぶしてくれた。


あなた
あなた
えっ!?///
さとみ
さとみ
歩けないんだったら、これしかないじゃんww


そう言って、わたしはさとみくんに、おんぶされながら、下校した。


わたしは、疲れたし、全身が痛かったのか
寝たかった。

けれども、このまま帰っていいのか、不安が横切り、眠れなかった。

するとなーくんと、ジェルくんが




ななもり。
ななもり。
寝れないんだね。
俺たちがいるから安心して寝ていいよ。
ジェル
ジェル
そうやで。あなたちゃん。
おやすみ。はよねーや。



そう言って、頭を撫でられた。


なんだ。いつものみんなじゃん。

わたしはそれに安心したのか、ぐっすりと
寝てしまった。

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