第39話

38. あなたのために
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2020/05/31 14:40
あなた
あなた
ふぅー、ちょっと休憩しよっと


時刻は12時。


わたしは、集中して3時間も休憩なしに、勉強しちゃってた.....


でも、頭に入りやすかったし、ずっとやってるのも、たまにはいいかな。



そう思った時だった。




グゥー(お腹の音




あなた
あなた
あっ//



わたしは、反射でお腹を隠した。


誰もいないのになにやってるんだろw


3時間も勉強して、昼ごはんもまだ食べていないんだから、お腹もすいて当然だなぁ。


わたしは立ち上がり、何か食べようと思って食堂に向かった。



さとみ
さとみ
おー!あなた!
お腹すいたのか?


食堂にはさとみくんがいて、他のみんなはいなかった。

わたしは、さとみくんの横に座った。


あなた
あなた
他のみんなは?
さとみ
さとみ
昼ごはん食べて、寝たやつもいれば
編集しに行ったやつもいるよw
あなた
あなた
みんな自由だねww
さとみ
さとみ
ま、それがすとぷりのいいところだよな
みんな自由で、楽しくできるところ!


さとみくんは、笑顔で言った。


そうだなぁー。
"一つにまとまらない"ところか...

もちろんいい意味でだよ?

みんなが、バラバラな事をやっているから、どこからでもすとぷりのことを知ることができる。

やっぱり、いいメンバーがいていいなぁ。


わたしがそんなことを考えていたら、さとみくんは、立ち上がった。


さとみ
さとみ
昼ごはん作ってあげようか?
あなた
あなた
えっ!いいの!
さとみ
さとみ
おう!



わたしは、喜んでさとみくんについて行った。


さとみくんの手料理かー!

この前食べたのもめっちゃ美味しかったんだよなぁ!!

なんか温かみがあったて、安心するというか、ハマっちゃうんだよねー!


そう思いながらわたしは、食器や食材を
さとみくんに言われた通りに出した。


あなた
あなた
これでなに作るの?
さとみ
さとみ
んー、内緒っ!
あなた
あなた
んぐっ((尊い....

そんな、笑顔で言われたら困りますよー!


あなた本当に年上ですか!?

可愛すぎますぅぅぅ!!


わたしは、平常心を保ちながら、そんなことを考えていた。


さとみ
さとみ
ここからは、内緒だから向こうで待ってて!
あなた
あなた
でも、全部さとみくんに任せていいの?
さとみ
さとみ
おう!まかせろ(*^^*)


さとみくんは右手の親指を立てながら、わたしに笑顔で言ってきた。


わたしも、親指を立てて返した。


わたしは、元いた食堂の席に座ってさとみくんを待っていた。


さとみくんは、手際良く作っているのが遠くから見てもわかる。


やっぱり、料理上手っていいよねー。
わたしも料理の勉強して、みんなに作ってあげようかなー?


そんなことを思いながら待つこと10分。


さとみくんは、お皿を持ってきた。



さとみ
さとみ
お待たせ!!できたぞー!



そう言って持ってきたのは、オムライス!


とっても美味しそうで今にでもよだれが出そうだった(((o(*゚▽゚*)o)))



あなた
あなた
わぁー!とっても美味しそう(*^ω^*)
さとみ
さとみ
どうぞっ!



そう言って、さとみくんはスプーンを渡してきた。


わたしは、さとみくんからスプーンを受け取って、すぐに一口すくった。


あなた
あなた
いただきますっ!
あなた
あなた
モグモグ( ˙-˙ )
さとみ
さとみ
どうだ?
あなた
あなた
うん!とってもおいしいよ(*^^*)
さとみ
さとみ
よかった(*´∇`*)



やっぱり、めっちゃおいしい!!!

ケチャップの分量とかめっちゃ丁度良くて、卵もこんなに美味しくできるんだなと思って、わたしもまだまだ、料理の勉強をしないと..!!


さとみ
さとみ
俺も、一口くれないか?
あなた
あなた
うん!ちょっと待ってね!
スプーンとってくるから!



そういって、わたしはスプーンをとりに行こうとしたら、さとみくんが腕を掴んできて、、、



さとみ
さとみ
このスプーンでいいじゃん。



そう言って、わたしにスプーンを持たせて、一口すくった。




あなた
あなた
えっ!でも、わたし使ったよ?
さとみ
さとみ
それがいいのっ♪



そう言って、さとみくんはわたしがすくったオムライスを一口。



パクッ







さとみ
さとみ
うーん、我ながらめっちゃうまいなぁ。



えー!ちょっと待って!


わたし今、さとみくんと間接キスしたよねぇー!

なんでそんなに、普通なの!?


わたしは顔が赤くなっているのがわかり、さとみくんから顔をそらした。

さとみ
さとみ
じー( ・∇・)
あなた
あなた
っ....//



さとみくんは、それに気づき、わたしと顔をあわせそうとしている。

わたしは必死に避けながら、オムライスを食べ終わった。



あなた
あなた
ごちそうさまでした...//
さとみ
さとみ
まだ、照れてるのかよww
あなた
あなた
だって、、、//



"大好きな人と間接キスしたから..."


なんて言えるわけがない。


それってほぼ告白ですからね!


わたしは、そろそろ恥ずかしさもなくなってきて、普通に戻った。



さとみ
さとみ
おっ、戻ったな!
あなた
あなた
うん!さとみくんありがとうね!
とっても美味しかったよ!
さとみ
さとみ
あなたが、喜んでくれて嬉しいよ
あなた
あなた
また、作ってくれる?
さとみ
さとみ
おう!まかせろ!
あなた
あなた
じゃあ、わたしもう行くね!


そういって、わたしは自分の部屋に戻って行った。







































































さとみ
さとみ
お前のために作ってるんだよ。
あなた。
さとみ
さとみ
いつか、俺だけを見てくれたらな..
さとみ
さとみ
っ...//
なにいってんだ俺///

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