今、ころんくんに抱きしめられてるんだ。
わたしはそう考えるとだんだん恥ずかしくなってきた。
そんな、、、、
いつもより優しくしないでよ...///
そんなことされたら、、、、、
そう言って、ころんくんはわたしを離した。
わたしは少し、寂しい気持ちになったのを、自分では気づかないフリをした。
わたしは、ころんくんと教室に入り、席に着いた。
すると、すぐに莉犬くんが喋りかけてくれた。
先週のことって、零奈と明美たちのことだよね...
やっぱり、わたしがちょっと気にしてたのばれてたんだ、、、、
でも、みんなに心配かけちゃダメだからね...
キーンカーンカーンコーン
そんな話をしていたら、チャイムが鳴った。
莉犬くんはわたしの元を離れて、自分の席に着いた。
先生がそう言うと、一気にみんなが静かになった。
そういうと、みんなはざわざわしだした。
そらそうだ。
人気の2人が、一気に引越し(?)てしまったから、みんなもショックだったと思う。
わたしは、誰とも目を合わさずに下を向いていた。
すると、、、
ころんくんが優しく問いかけてくれた。
なんで、こんな時に限って優しいの、、
でも、、、、
安心するなぁ
わたしは、笑顔でそう言った。
ころんくんは、わたしの顔を見て安心て、また前を向いた。
こうやってみると、ころんくんって、イケメンだよなぁ
横顔を見ながらそう思った。
あれ?なんだか、わたし、朝から変だよ
まるで、、、
ころんくんのこと好きみたいじゃんかぁ//
先生がそいういと、またみんなが一気に、ざわつき始めた。
わたしは、なんだかわからずに、ころんくんに聞いた。
すると、ころんくんは当たり前かのようにこう言った。
2泊3日の全学年で行う林間学校。
これはなにやら、色々起こりそうな予感ですねっ☆
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。