第34話

33.ごめんね
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2023/12/07 06:55


わたしは急いで食堂向かった。


そこには、ころんくんはいなかったけれども
すとぷりの、みんながいた。


ななもり。
ななもり。
ころちゃんでしょ。


わたしはそう言われて、うなずいた。


ジェル
ジェル
ころんはもう行ったよ。


わたしはそれを聞いて、下を向いた。

そっか、、もう手遅れか、、


そう思ったが、背中を押された。


莉犬
莉犬
あなたいくよ!
るぅと
るぅと
追いかけましょう!


わたしは2人に押されて。

わかった。


まだ間に合う。


なーくんと、ジェルくんの方を向いても
行っていいよって言ってらみたいに、微笑んでくれた。


あなた
あなた
みんな、、ありがとう!



わたしは、莉犬くんとるぅとくんと一緒に
走り出した。


何も考えずに、ただ、わたしの気持ちを伝えることだけを考えていた。


莉犬
莉犬
ころちゃんなら、いつもの公園にいると思うよ!


莉犬くんがそう言ってくれた。


わたしいつもの公園ってわからないんだけど...


みんなと集まったところかな...


わたしは、そう思い、本気で全力疾走していた。


るぅと
るぅと
あなたちゃん!僕たちのことは気にせずころちゃんに、気持ちを伝えてくださいね!
あなた
あなた
うん!


わたしたちは、最初にころんくんと、会った場所に行った。

わたしは、あたりを見回すが、ころんくんの姿はなかった。


けれども、わたしはそこにいると思った。


その公園には、2つのベンチ。ブランコ。滑り台。土管。雲底。砂場があった。
莉犬
莉犬
ごめん....
俺、場所間違えたかも..
るぅと
るぅと
莉犬のせいじゃないよ....
あなた
あなた
ううん、間違えてないよ。



わたしはそう言って、土管の中を見た。


あなた
あなた
やっぱりね。



そこには、泣いているころんくんがいた。



ころん
ころん
なんて、、グスッ
探しにくるの、、グスッ
僕のこともう嫌いでしょ、、、グスッ
あなた
あなた
そんなことないよ。
わたしはみんなにとっても感謝してる。
嫌いになんかなるわけないよ。


わたしがそういうと、ころんくんが抱きついてきた。


ころん
ころん
ごめんね...グスッ
僕のせいで、傷つけて...グスッ
あなた
あなた
全然、大丈夫だよ。
それより聞いてほしい。


わたしがそういうと、ころんくんは抱きつくのをやめて、わたしの顔を真剣にみてきた。


二重でやっぱり、綺麗な目をしてるなぁ。


ころん
ころん
どうしたの?あなた。
あなた
あなた
わたしがころんくんを選んだ理由は、もう一つあるの...//


すると、莉犬くんとるぅとくんは
えっ!?という顔をしてこちらをみてきた。


莉犬
莉犬
それってもしかして、、((ボソッ
るぅと
るぅと
やっぱりそうですよね((ボソッ



わたしは、恥ずかしくて、言えなかったけど
もう一つの理由を言うのは今しかないと思って、いうことを決めた。


言うんだ。わたし。がんばれ。







あなた
あなた
それはね、、、、、、
ころん
ころん
う、うん//
わたしは耳元でこう言った。


























































































































































あなた
あなた
ころんくんと約束していた、ゲームがまだできてないから、誘ってあげようと思ったから...//
ころん
ころん
えっ?
るぅと
るぅと
えーー!!
莉犬
莉犬
えーー!!
あなた
あなた
だって、この前の放課後に、約束したのに、出来なかったじゃんか!
ころん
ころん
それもそうだけどさ...
るぅと
るぅと
そうですよ!あの雰囲気なんですから!
莉犬
莉犬
てっきり、告白するのかと思ったよ!!
あなた
あなた
えーー!わたしが!?
そんなわけないじゃんww
莉犬
莉犬
あははww
だよね
ころん
ころん
おい。莉犬。
今なんて言った。
るぅと
るぅと
ははwww
もうころん先生大丈夫ですよね?
ころん
ころん
は?当たり前だし。
もう帰ってゲームしよ。
莉犬
莉犬
そうだよー!
俺も帰るー!
るぅと
るぅと
そうですね!あなたちゃんいきましょう(*^^*)
あなた
あなた
あっ、待ってよー!
ころん
ころん
帰ってゲームするんでしょ?



ころんくんはそう笑顔でいった。

今までの笑顔の中で一番、綺麗な笑顔だった。
何かがはっきりして、清々しい感じがした。


わたしもそんなころんくんを見て、安心したよ。


ころん
ころん
よし!寮まで、ダッシュで負けた人が
ジュースおごりで!
るぅと
るぅと
あっ、まって!
ずるいよ!おかしい!
莉犬
莉犬
俺絶対負けるじゃん( ;∀;)
あなた
あなた
莉犬くん頑張ってww



わたしたちは、走って寮まで帰って行った。

それはとても楽しかった。




でも、やっぱり最下位は莉犬くんでした

あとでしっかりジュースおごってもらいました☆






































































ころん
ころん
告られると思ったけれど、違ったかーw
るぅと
るぅと
あれは、僕たちの勘違いですよw
莉犬
莉犬
そうだねww
ころん
ころん
まぁ、僕は好きだけどね//((ボソッ
莉犬
莉犬
ころちゃんなんかいった?
ころん
ころん
っ...//
なんもいってないよ!


ころんくんは走って、なーくん達のところへ行った。



ころんくんはみんなにちゃんと謝って、許してもらった。


それで、今日の夜に、みんなでゲームやることになった!


めっちゃ楽しみだなぁ〜(*´∇`*)


























































































ころん
ころん
次は、僕から
告白してあげるね。あなた。

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