私たちは、大人組のいるテーブルに向かっていた。
多分、大人組のみんなは、行動が早いから、もうついてる頃だよねー
一回でもいいから、大人組のみんなよりも、早くついてみたいなぁー
わたしは、そう思いながら、信号機組のみんなと話しながら歩いていた。
ころんくんが急に声を上げた。
そういって、ころんくんはいつものテーブルの方を向いた。
そこには、、、
いつもの3人の姿はなかった。
ギュッ
私たちはそう言って、大人組の3人を探しに行った。
わたしは、南側。るぅとくんは北側。
ころんくんは西側。莉犬くんは東側。
そう言って、私たちは別れた。
わたしは、3年生の教室を見て回った。
やっぱり、昼休みになると教室に誰も居なくなるんだなぁ。
今はそんなことじゃない!
大人組のみんなを探さないと!!
わたしは、そう思ってスピードを上げた。
今のは………悲鳴?
でも、なんで、、、
教室には誰もいなかった。
これは完全におかしい。
わたしは、頭をフル回転させて考えた。
わたしは、そう思って急いでそこの場所に向かった。
ガラガラガラガラ(扉を開ける音
そこには、、、
あの悪魔の2人がいた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。