ん?
莉犬くん今なんて言った??
夢のこと??
なんで知ってるの??
わたしがそう言うと、莉犬くんは下を向いて、口を開いた。
わたしは、動揺しながら言った。
えっ、まってまって、、、
そしたら、あの部分も見られてるよね!?
そしたら、わたしの人生終わってるんだけども!?
わたしはどこから話したらいいか分からなくなっていた。
昔のことや、すとぷりをどうやって知ったか、そしてわたしの夢。
わたしはこの人達には嘘はつきたくない。
そう思っていた。
わたしは息を飲んで下を向きながらいった。
わたしは、上を向いた。
そしたら莉犬くんは笑顔でうなずいてくれた。
そう言って、わたしは莉犬くんと一緒に戻っていった。
やっぱり今は言えないなぁ。
みんなのためにも。わたしのためにも。
そう思いながら、戻っていた。
そういって、なーくんは優しく頭を撫でてくれた。
やっぱりこの手落ち着くわ。
私たちはその後も楽しんだ。
これは一緒の思い出になるなぁ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!