昼休みが終わり、また授業が始まった。
わたしは、今日転校してきたから、みんなより
少し授業から遅れているから、頑張らないと!
そう思って、真剣に先生の話を聞いていた。
すると、隣の子から、手紙が回ってきた。
わたしはなんだろうと思って、手紙を
ひらけた。
中には
『零奈だよぉー!今日の放課後ちょっと手伝って欲しいことがあるからいいかな?』
わたしなんだろうと思いながら、"いいよ"と
手紙に書いて、隣の子にもう一回渡した。
でも、こうやって、クラスの子と放課後に
一緒になんかするって、憧れてたからなぁー!
ちょっと嬉しいかもっ(*^^*)
わたしはそう思い、授業に戻った。
黒板をむくときに、一瞬、零奈がこっちを
みて笑った気がした。
そんなに、嬉しそうな顔したら、わたしまで
なんだか楽しみになるよっ(*´∇`*)
早く放課後にならないかと思いながら
時計を見ていた。
すると、、、、
ころんくんに急に話しかけられた。
ころんくんはそう言ってそっぽ向いちゃった
優しいのか優しくないのかわからないなぁー
キーンコーンカーンコーン
チャイムが校内に響き渡る。
わたしは待ってました!という顔で時計を見る
そう言って、3人は大人組の教室へと
向かった。
わたしは、零奈のところに行こうと思ったら
向こうからこっちに来ていた。
そう言って私たちも、教室を出た。
私たちは廊下で話をしていた。
わたしが照れ臭そうにいったら、2人も
うなずいてくれた。
明美がそう微笑んでいってくれた。
やっぱり、美人だなぁー
零奈は可愛いって感じだし、明美は美人!
2人とも、モテるよね‥‥
そういうと、わたしが入ったら、零奈と
明美も入ってきた。
中には知らない人もいたけど
わたしは、零奈と明美の友達かなと思った。
すると、、、、、
そう言う明美の方を見てみると、、、、
わたしを指差して言った。
わたしは、へ?とした顔をしていたが
知らない人達に抑えられた。
わたしが抵抗しても、あいては4人だ。
これじゃあ、どうなもならない。
わたしは椅子に触らされた。
もちろん、手足を縄で、縛られて。
わたしは、涙目でこう言った。
わたしは、やっぱりかと思った。
こんなことになるんだったら、もう
実家に帰ろうかな‥‥‥
やっぱりわたしには、こんな都会向いてないんだ。
すとぷりのみんなといることもおかしいんだ。
そんなことが頭に出てきて、離れなかった。
けれども、みんなの笑顔をみていたら、わたしも一緒にいたいと思う気持ちをわずかにあった
ドンッ!パシッ!
痛い。わたしは今なにをされてるのかわからなくなるほど痛い。
もうこのまま、わたし死んじゃうのかな?
でも、すとぷりの、みんなと会えて良かったな
もう死んでもいいかな‥‥‥‥
わたしは痛みと共に、意識がだんだん遠のいていく感じがした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。