第26話

25.怖さ
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2020/05/18 23:57



昼休みが終わり、また授業が始まった。


わたしは、今日転校してきたから、みんなより
少し授業から遅れているから、頑張らないと!


そう思って、真剣に先生の話を聞いていた。



すると、隣の子から、手紙が回ってきた。


わたしはなんだろうと思って、手紙を
ひらけた。


中には


『零奈だよぉー!今日の放課後ちょっと手伝って欲しいことがあるからいいかな?』


わたしなんだろうと思いながら、"いいよ"と
手紙に書いて、隣の子にもう一回渡した。


でも、こうやって、クラスの子と放課後に
一緒になんかするって、憧れてたからなぁー!

ちょっと嬉しいかもっ(*^^*)



わたしはそう思い、授業に戻った。


黒板をむくときに、一瞬、零奈がこっちを
みて笑った気がした。

そんなに、嬉しそうな顔したら、わたしまで
なんだか楽しみになるよっ(*´∇`*)


早く放課後にならないかと思いながら
時計を見ていた。

すると、、、、




ころん
ころん
あなた。


ころんくんに急に話しかけられた。


あなた
あなた
どうしたの?
ころん
ころん
お前。さっきの手紙なに?
あなた
あなた
えっとねー。ひみつ(●´ω`●)
ころん
ころん
まぁ、いいや。
ころん
ころん
でも、危ないこととかあったら、すぐ言えよ
あなた
あなた
うん!大丈夫だよ!
ありがとうね(*´◒`*)
ころん
ころん
ま、まぁ、別にいいけど///



ころんくんはそう言ってそっぽ向いちゃった

優しいのか優しくないのかわからないなぁー





キーンコーンカーンコーン





チャイムが校内に響き渡る。


わたしは待ってました!という顔で時計を見る







中野先生
中野先生
それじゃあ、今日はここまで。
早く下校しろよー。
委員長。号令を。
モブ
モブ
起立。気をつけ。礼。
あなた
あなた
やっと終わったぁぁ!
るぅと
るぅと
そうですね(*^^*)
今日は早く帰りましょう!
莉犬
莉犬
あなたも一緒に帰ろ!
あなた
あなた
あー、ごめんね!
先に帰ってくれる?
ころん
ころん
なんかあったの?
あなた
あなた
ちょっと、手伝いがあって‥‥
るぅと
るぅと
そうですか‥‥‥
それじゃあ、早く寮に帰ってきてくださいね!
ころん
ころん
今日はゲームやるの、待ってるからさ。
莉犬
莉犬
ほんとにほんとに、早く帰ってきてね
( ;∀;)
あなた
あなた
うん!わかったよ!
ありがとうねー!
るぅと
るぅと
じゃあ、また後で!
ころん
ころん
おさきに、ばいばーい
莉犬
莉犬
あなた〜〜( ;∀;)
あなた
あなた
あははwww
莉犬くんいつまで、そうしてるのw
また後でねー!


そう言って、3人は大人組の教室へと
向かった。



わたしは、零奈のところに行こうと思ったら
向こうからこっちに来ていた。



零奈
零奈
あなた!いくよー!
明美
明美
早くしてくださいよ!
あなた
あなた
うん!いこっか!


そう言って私たちも、教室を出た。





私たちは廊下で話をしていた。



あなた
あなた
実を言うとねー
手紙が届いた後から、わたし授業に
集中できてなかったんだ(*´∇`*)
零奈
零奈
えっ!そうなの?
あなた
あなた
だって、零奈も嬉しそうに笑ってたし
放課後に誰かとこうやって、みんなで
何かするのとか、ずっと憧れてたから!


わたしが照れ臭そうにいったら、2人も
うなずいてくれた。


あなた
あなた
それでどこいくの?
明美
明美
もうそろそろ着きますよ。



明美がそう微笑んでいってくれた。


やっぱり、美人だなぁー

零奈は可愛いって感じだし、明美は美人!
2人とも、モテるよね‥‥


零奈
零奈
あっ、ここだよ!
あなた!入ってー
あなた
あなた
うん!


そういうと、わたしが入ったら、零奈と
明美も入ってきた。


中には知らない人もいたけど
わたしは、零奈と明美の友達かなと思った。



すると、、、、、





零奈
零奈
じゃあ、始めよっか!
あなた
あなた
えっ?でも、ここにはなにもないよ?
明美
明美
ありますよ?



そう言う明美の方を見てみると、、、、



明美
明美
ここに、遊び道具が。




わたしを指差して言った。


わたしは、へ?とした顔をしていたが
知らない人達に抑えられた。




あなた
あなた
えっ、ちょ、ちょっと!
やめてよ!



わたしが抵抗しても、あいては4人だ。


これじゃあ、どうなもならない。


わたしは椅子に触らされた。

もちろん、手足を縄で、縛られて。


わたしは、涙目でこう言った。


あなた
あなた
ど、どうしてこんなこと‥‥‥グスッ
零奈
零奈
なにを今更言ってるの?
明美
明美
決まってますよ(*^^*)

私たちの王子様に手を出したことです。


わたしは、やっぱりかと思った。


こんなことになるんだったら、もう
実家に帰ろうかな‥‥‥


やっぱりわたしには、こんな都会向いてないんだ。

すとぷりのみんなといることもおかしいんだ。


そんなことが頭に出てきて、離れなかった。


けれども、みんなの笑顔をみていたら、わたしも一緒にいたいと思う気持ちをわずかにあった



あなた
あなた
わ、わたしは、、、グスッ
あの人達と一緒にいたいよ、、グスッ
明美
明美
は?生意気言うんじゃねーよ!!


ドンッ!パシッ!


痛い。わたしは今なにをされてるのかわからなくなるほど痛い。


もうこのまま、わたし死んじゃうのかな?


でも、すとぷりの、みんなと会えて良かったな



























もう死んでもいいかな‥‥‥‥






 























































わたしは痛みと共に、意識がだんだん遠のいていく感じがした。

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