第35話

34.二人っきりで
546
2020/05/21 14:37


わたしは、みんなよりも早くにころんくんの部屋に行った。


ころんくんと2人で、一緒にゲームをするという約束を果たせなかったからだ。
(本当はさとみくんもだけど...)


でも、はやく行ってもいいよね。

わたしも怪我が治ってから、初めてみんなと遊ぶんだから、今日だけは、甘えさせてよねっ!


わたしはそう思いころんくんの部屋に行ってノックをした。






コンコン((ノック音














ころん
ころん
はーい。だれー?
あなた
あなた
あっ!ころんくん?あなただよ!
ころん
ころん
あー、あなたね
今開けるね。



そういってころんくんは、扉を開けてくれた。


前来た時よりも部屋が綺麗になっていた。
やっぱりみんなと集まるときは
綺麗にするんだなぁー。

わたしはそう思い、ころんくんの隣に座った。


ころん
ころん
こんなにはやくきてどうしたの?
ころん
ころん
((はやく片付けといてよかった..
あなた
あなた
そうそう!この前2人でゲームできなかったから、みんなより早くにきてやろっかなーって思ったの!
ころん
ころん
そ、そう//


ころんくんは顔をそらして、ゲームの準備を始めた。

やっぱり、ゲーム実況者なだけあって、手際がいいな。


ころんくんはこっちを見て、コントローラーを渡してきた。


実はころんくんもやる気あるんじゃないの?

わたしはそう思って、画面を見た。


ころん
ころん
マリオカートでもよかった?
あなた
あなた
うん!わたし一回やってみたかったんだ!
ころん
ころん
えっ、やったことないの?


わたしの方を見て驚くころんくん。

てっきり、みんなやってないんかと思っていた、わたしが恥ずかしいなぁ//


あなた
あなた
う、うん、//



自分でも顔が赤くなっているのがわかった。


そんな、わたしを見たころんくんは、わたしの後ろに回って、わたしの手を握った。


あなた
あなた
えっ//
ころん
ころん
何やってんの。
こうじゃないと、操作方法わからないでしょ...//


ころんくんはそういうと、わたしに真剣に教えてくれた。


その目は真っ直ぐ、画面を見ていた。


なぜかその時だけ、ころんくんがいつもよりもカッコよく見えた。



ころん
ころん
それで、ここでアイテムを投げれるボタン。あとこれで、後ろを見れる。
だいたいわかった?
あなた
あなた
う、うん//
ありがとう(*^^*)
ころん
ころん
うん、いいよ。
じゃあ、試しに僕と戦うか!


ころんくんは、そう言って元の席に戻った。


あなた
あなた
わたしも、初めてだけど負けないよっ!


そういうと、ころんくんはニヤリとして
こっちをみた。

絶対何か企んでるよね!?


あなた
あなた
何を企んでるの!?
ころん
ころん
まぁ、まぁ、これはみんなとやるときのお楽しみで...
あなた
あなた
わたしに、何をさせる気なの!?
ころん
ころん
あははww
とりあいず、一回やろw
あなた
あなた
そうだねww


そういって、わたしたちはゲームを始めた。

わたしは最初慣れなかったが、だんだん慣れてきて、ころんくんと一緒くらいになってきた。



ころん
ころん
えっ!なんで僕より前にいるの!?
本当に今日始めたんだよね!?
あなた
あなた
うん!そうだよ(*^^*)
ころん
ころん
嘘でしょ!?ちょっとタンマ!
待って!お願い( ;∀;)
あなた
あなた
待ちませーんw
ころん
ころん
ゔぁぁぁぁぁぁぁぁ



あなたちゃん 1位
ころんくん  3位


ころん
ころん
やっぱり今日は調子が悪かったね
あなた
あなた
わたしころんくんに勝った(`・∀・´)
あなた
あなた
あははww
ころん
ころん
wwwwwww


わたしはしばらくころんくんと爆笑していた。


笑いが途切れた時に、ころんくんは時計を見た。


ころん
ころん
あ、もうそろそろみんなくるから、ちょっと手伝ってくれる?
あなた
あなた
うん!いいよ!


わたしはそういうと、コップを出したり、ジュースを出したり、お皿を出したりした。


やっぱり、パーティーみたいでいいなぁ(((o(*゚▽゚*)o)))

わたしがわくわくしていたら、ノックをする音が聞こえた。



あなた
あなた
はーい!
るぅと
るぅと
あっ、その声はあなたちゃんですね!
もうきてたなんて早いですね!
それじゃあ、お邪魔します(*^^*)
あなた
あなた
そうなんだよね!
ころんくんに、こき使われてました。
るぅと
るぅと
ころん先生?
ころん
ころん
いや使ってねーよ
あなた
あなた
あははww


るぅころの放送枠もありだなと思ったわたしでした☆




コンコン((ノック音




あなた
あなた
はーい!
ななもり。
ななもり。
あっ!あなたちゃん?
ななじぇるだよー!
ジェル
ジェル
はいるでー。ころん。
るぅと
るぅと
どうも!
ななもり。
ななもり。
るぅとくんももうきてたんだね!
今、莉犬くんがお菓子とか買いに行ってくれてるんだよー!
あなた
あなた
なんで莉犬くんだけ?w
 

だいたい予想がついたけども、あえてわたしは聞いた。


ジェル
ジェル
賭けに負けたからww
あなた
あなた
やっぱりwww
ころん
ころん
やっぱりってwww
るぅと
るぅと
ははwww


ななじぇるは普段から仲良くて安心するなぁ〜!!
(*´◒`*)




それからしばらくして、莉犬くんが来た。
しかも、何故かさとみくんも一緒に来た。



さとみ
さとみ
編集してたら、遅れたわw
ころん
ころん
さとみくんらしいねww
るぅと
るぅと
莉犬お疲れ様!
莉犬
莉犬
おい!ジェル!
人をこき使いやがって!
ジェル
ジェル
じゃーないやん!
莉犬が負けるから悪いんやろ?
あなた
あなた
ちなみに2人はなんの賭けをしたの?
ジェル
ジェル
ジャンケンで負けた方が、お菓子買いに行く。
ななもり。
ななもり。
いや。ジャンケンかよ。
すとぷり
すとぷり
wwwwwwww
あなた
あなた
あははwww


やっぱりみんなといると楽しいなぁ!


そう思いながら、わたしはみんなのコップにジュースを入れていた。


全員のコップにジュースを入れ終わったところで、乾杯をしようということになった。


ここはやっぱり、なーくんが乾杯の挨拶をしてくれることになった。


ななもり。
ななもり。
こうやって、あなたちゃんと仲良く慣れたのも、何かの縁だし、こうやって、リスナーさん達みんなを幸せにしたいと思っているのは、みんな一緒だから、俺たちは、どこまでも走り続けよう!
これからもかましましょう!
色々、お疲れ様でした!かんぱーい!
すとぷり
すとぷり
かんぱーい!((なーくん以外
あなた
あなた
かんぱーい!


わたしたちは、互いにグラスをぶつけ合った。



これからが宴の始まりだ!!

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