第22話

21.お友達
749
2020/05/17 13:36
あなた
あなた
へぇー!
零奈と明美もおんなじクラスなんだ!
零奈
零奈
うん!うちらもおんなじだよ!
明美
明美
それにしても、こんな時期に
転校だなんて、珍しいですね
あなた
あなた
あはは。
ちょっと、それには理由があってね
零奈
零奈
まぁ、深くは聞かないよ!
なんか、いろいろ大変そうだし!
明美
明美
そうですね‥
不可解なことを書いてしまったのならば
すみません(T_T)
あなた
あなた
ううん!全然いいんだよ!
それより、職員室って、まだなの?


わたしは職員室に行くといったのに、もう
3分も歩いている。

おかしい。わたしの元々の学校だったらこんなことありえない。



零奈
零奈
もー、すぐそこだよ!


私がやっとついたとおもったら


あなた
あなた
えっ!?広すぎでしょっ!
零奈
零奈
あははwww
そんなことないって!
明美
明美
これくらい普通ですよw



2人はそう笑って言うけれど、わたしには
衝撃でしかなかった。


わたしは職員室の扉をノックした




コンコン((ノック音




あなた
あなた
1年2組の中村です。
中野先生いらっしゃいますか?
中野先生
中野先生
はい。なんでしょうか。

出てきたのは、若そうな男の先生。

わわ!でも身長はジェルくんくらい高いんじゃないんですか!?これは!?


あなた
あなた
えっと、わたし今日転校してきた
中村あなたと申します。
中野先生
中野先生
君が、中村さんか、今日から
君の担任になる中野です。
よろしくね(*^^*)


わたしは最初怖そうな先生だとおもったけれど
意外に優しそうな先生だよおもった。



中野先生
中野先生
それにしても、こんな広い学校なのに
よく職員室の場所が分かったね。
あなた
あなた
あっ、そうなんです!
麗奈と、明美がここまで連れてきてくれたんですよ(*^^*)
零奈
零奈
やっほー!中野っち!
明美
明美
中野先生。おはようございます。
中野先生
中野先生
木下。先生のことを先生と呼べといったよな?
それに、なんだそのなになにっちってださくないか?
零奈
零奈
えー!かわいいじゃん!


わたしには、零奈と中野先生が
とても、仲良く見てた。


中野先生
中野先生
それじゃあ、中村さん。
ホームルームの時に自己紹介をしてもらうから、先生と一緒に行こうか。
中野先生
中野先生
木下。佐藤。ここまで連れてきてくれてありがとうな。
お前らは、チャイムが鳴るまでに、席についとけよ。
零奈
零奈
うぃーす!
明美
明美
はい。


そう言って、麗奈と明美は
教室に戻っていった。





わたしは先生を待っていた。
ただ廊下の壁にもたれかけながら
ボーっとして。


あと5分後に自己紹介かー。

なんか緊張するなぁー。

???
???
だれーだ!
あなた
あなた
わわ!


わたしはいきなり目を塞がれた。

えっ?男の子?
でも、知ってる子じゃなかったら、こんなことしないよね?

わたしより全然身長が高いし、おとなっぽい
優しい声だから‥‥‥‥‥





あなた
あなた
なーくんだ!
ななもり。
ななもり。
あははw
せいかーい!


後ろを向いたら、無邪気に笑うなーくんが
いた。

この人はほんとうに先輩かなー?と思うくらいに遊び心を忘れない一面もあるんだなー


ななもり。
ななもり。
あなたちゃん!職員室の前でボーっとしてどうしたの?
あなた
あなた
えっとね、転校してきたばっかりだから、まずは職員室によってって言われてたから、きたんだよ!それで、今先生を待っているところなの!


わたしが言うと、なーくんはなるほどとした顔をして、うなずいていた。



ななもり。
ななもり。
俺も学級委員長だから先生に呼ばれてたんだ!
あなた
あなた
そうなんだ!じゃあ、急いだほうがいいんじゃない?
ななもり。
ななもり。
まぁ、それもそうだね!
ほんとうは急ぎたくないんだけどねっ!
あなた
あなた
えっ?
ななもり。
ななもり。
じゃあ、あなたちゃん
またねー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾


なーくんはそう言って、立ち去っていった。



あなた
あなた
今のってどうゆうこと?
まぁ、深い意味は無さそうだし、聞き流しておこ!
中野先生
中野先生
中村。いくぞ。
あなた
あなた
あっ。はい!



わたしは、その場を立ち去った。





































































































ななもり。
ななもり。
俺な何言ってんだよ////

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