時透くんside
あぁ、気持ち悪い。こういう女子ほんと嫌い。あ、あなたはべつだけどね
ここで無理ってゆったらきっとめんどくさい事になるから...
そういうとあなたがピクッと動いた。←
声をかけようと思ったのになきそうな顔をしてどこかに行った
そういって追っかけようとしたのに
そういって手を振り払おうとするけど
さなえさんはすんごい力で僕の腕を掴んでる
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あなたside
なにあれ、なにあれ、なにあれ!!
意味わかんないんだけど!!
なんで、さなえちゃんは名前呼びいいの!?
べたべたひっついてるしさ!!
時透くんは私と...
付き合ってるのに...
あぁ、やばい。とまんない...
時透くん...私のことはもうどうでもいいのかな...
そんなことをいいながら歩いていると
聞いてほしいけど...
迷惑はかけたくない
~かまぼこたいがいなくなる~
騒がし...笑
まぁ、でも少しだけ元気になれたかな!!
でもさなえちゃんとは関わりたくないな...
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。