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いつも通りの朝。
...少しばかり怠い身体を無理やり起こして、
自分の部屋を出た。
学校、...今日は休みたいって。
ズキズキと痛む頭を押さえながら、リビングに足を運ぶ
( ガチャ ... ッッ )
目の前のドアから、見慣れたオレンジ髪が見える。
眠たそうに頭に手をやりながら、欠伸をする彰人は、
いつもより元気の無い私の顔を覗き込んでくる。
ひょいっと、軽々しく浮く私の身体。
いきなりすぎたけど、それがお姫様抱っこって事は
回された彰人の腕の体温で分かった。
眉をひそめて、さも当然かのように自然に
言うんだもん。
流石に私も、ちょっと嬉しかったりする。
頭がふわふわしてるからかもしれないけど。 ((
そのまま、割れ物を扱うかの様に優しく
布団に私の身体を沈めた彰人。
腕を上げて、体温計を挟む。
電子音が鳴るまでの間も、ずっと私の頭を撫でながら
心配そうに覗き込んでくる彰人。
ピピッと電子音が鳴って、表示された数字を見れば。
どうやら、自分が思っていた以上に高熱らしい。
頭の上に乗ってた彰人の手が離れて、
少し...寂しいな、なんて。
ぎゅっ...と彰人の腕に包まれる私。
リズム良く背中を叩かれて、心地いい。
彰人のそんな言葉を聞きながら、私は
意識を彼方に飛ばした。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
書くのが久々すぎて、彰人くんの口調が
掴めないという新事実 ((
とりあえず、彰人くんってやっぱお母さんみたいに
面倒見いいよね...って感じを書きたかった (( 伝われ
久々の更新が低クオで申し訳ないです 😢
宿題の合間に書きました , 許して ((((
それでは , おつぽてと〜!!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。