浮所side
嫌い。
え…
せっかく、あなただって楽しもうとしてんのに。
え、楽しもうとしてんの!?
優斗。
あ、…
ごめん。
何に謝ってんの?
それは…
別に謝ってほしいなんて言ってねぇし。
っ…
あなた。落ち着こっか。
浮所をそんなに責めんな。
別に責めてるわけじゃ。
浮所にだっていろいろあるから。
あっそ。
もう知らねぇ。
勝手にしろ。
あなた…怒っちゃった…。
俺のせいだ…。
完璧に俺のせいだ。
俺が悪かった。
せっかくのお出かけなんだし。
ずっとこの調子じゃダメだよな。
おい、どこ行くんだよ!
そこら辺にいる。
あなた!
…
ごめん。
俺、あなたに言いたいことがある。
俺は振られる覚悟で
俺、あなたの事が好き。
そう伝えた。
…
ごめん。困らせちゃうよね。
ごめん。
え?
浮所の事は…ただの幼なじみとしか思ったことない。
…
浮所は…あなたの事、ちゃんと考えてくれてて、浮所の事頼りにしてる。
でも、ごめん。浮所の事は好きだけど…
恋愛対象とかの好きとかじゃなくて、幼なじみとして、好き。だから。
っ…
俺は、悲しいとか悔しいとかの気持ちより、嬉しいという気持ちの方が強かった。
だって、今までにあなたが俺に好きとか言ったことなかったから。
少しは素直になってくれた。
あなたが俺に素直になってくれたのがただただ嬉しかった。
これでもう吹っ切れた。
気持ちもちゃんと伝えたし、後悔はしてない。
これからはあなたの事、幼なじみだと思って今までと同じように接する。
そう決めた。
ありがと!
は?
少しは素直になってくれたんでしょ?w
っ…別に、
ありがと!
あなたが素直になって言ってくれたことがほんとに嬉しい!
ありがと!
何回ありがとって言うんだよ。
何回でも言う!w
ふっ(笑)
ww
あなたも一緒に行こ?
ん。
あなた、ありがと!
それから。
瑞稀くん、頑張れ!
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