第2話

ニィ
514
2021/02/21 10:00
もう、4年も経つのか。。。。















4年前。








高2の時に。
















クラスメイトですっごいイケメンな子がいたの。




それが高橋恭平。



有名人で、よくテレビに見かける。







そんな彼がちょっと気になっていた。






どうせ顔目当て、有名人だから、





きっとそうなんだ。









高橋恭平
あなた!
あなた

は、はい。




なによ。急に呼び捨てなんて。






喋るの初めてだし。









でも、嫌だとは思わなかった。
高橋恭平
一緒に帰らない?
あなた

えっ、、は、はい。

高橋恭平
そんな堅くならなくていいよ笑
あなた

う、うん笑敬語になってたね笑






近づかないでよ。







余計に気になるじゃん。











私はね、お見合い結婚しないといけないんだ。







厳しい親に生まれたおかげでね。







そこからいろいろ話した。





趣味。

好きなYouTuber。

初恋の相手。

中学校の思い出とか。







たった10分しか歩いてないのに、









たった10分なのにディズニーに行ったくらい

凄く楽しかった。




高橋恭平
ねぇ、あなた
あなた

ん?なに、、?

高橋恭平
俺と、付き合ってほしい。
あなた

え!!?









やめてよ。






そんな冗談。










有名人と釣り合う顔じゃないし。
あなた

う、うん。。






なんで。







勝手に口が動くの。













私は高橋恭平のことが好きなの?










いや、








有名人だから、




かっこいいから、




好きって勝手に思い込んでいる。

















そう思わないといけないんだ。
高橋恭平
ほ、ほんと!!?





こんなところで、嘘


なんて言ったら


傷つけてしまう。






あなた

ほんと。

高橋恭平
やった〜!!
クシャとした笑顔。

今思えば

子どものような無邪気さで



無茶をして





また誰かを泣かせてるんでしょ。











高橋恭平
じゃあね!
あなた

うん!バイバイ!






なんで、付き合ったんだ。

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