Dream 7 カフェ side
じゃにはラーメンを差し入れする代わり
『 みんなで食べよ~ㅋ 』
これを連呼する。
そう言って ジェミン,ヘチャン が
キッチンへと足を運んだ。
暫く経つと いい匂いが皆の鼻をくすぐる。
手を合わせ,『いただきます』と言えば
今まで食べたくてうずうずしていた体が
欲のままに動き出す。
こんなワチャワチャしてるの、
例えで言うと 幼稚園ぐらいだろうか 。
そうやって笑いながら (泣きながら)
ラーメンをすする。
でもこの中で 1人 気づいた人がいた。
窓を除けば こんな夜中なのに 1人で歩く 女性の影。
へちゃんが 前のお客さん ,あなただと言うこと,
気付くのに 時間はかからなかった。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!